毎日、夫のことを考えて食事を用意しているのに…
ある夏の日、夕食の献立に悩んでいると、夫から「暑いからそうめん“で”いい」と言われました。
食事を作るのは私の役割です。毎日の食事はしっかり考えて工夫しているつもりだったので、夫の「“で”いい」という言い方にカチン。「そんな言い方ないでしょ」と思わず怒りをぶつけてしまいました。その際、夫は「そんなことで怒るなよ」とイラッとした様子で反論してきて、私たちは険悪ムードに。
ただ、このままではいけないとも思い、冷静になって話し合う時間を作りました。その際、夫は頭が冷えたようで「毎日食事を作ってもらっているのに、“で”いいなんて言ってごめん。日々の努力に気づかずすみません」と謝ってくれたのです。
この一件以降、夫は食事の際に「ありがとう」と言ってくれるようになり、私も気持ちよく食事を作れるようになりました。私自身も、夫の行動に感謝を口に出して伝えることを心掛けています。ほんのひと言でも、相手の気持ちを尊重することが、円満な関係を続ける秘訣だと実感しています。
著者:佐藤真理/50代女性・結婚25年目、2人の子どもの主婦です。趣味はお菓子作りと家庭菜園です。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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