【馬賊】かまいたちやマツコの番組で話題のお店
それが創業1977年の『中国手打拉麺 馬賊(ばぞく)』(以下、馬賊)。
2025年7月24日(木)に放送された、フジテレビ『街グルメをマジ探索!かまいまち』の「行列のできる山手線グルメ」でも紹介されたお店です。
番組では「20年くらい通っている」「週1回は来ている」というお客さんも。
過去には、TBS『ラヴィット!』やTBS『マツコの知らない世界』など、数々のメディアで取り上げられています。
浅草と日暮里にお店があり、今回は日暮里店にお邪魔しました。JR各線日暮里駅から徒歩約1分の場所にあり、アクセスは抜群。
ここでは、中国の伝統的な方法に、独自のアレンジを加えた手打ち麺が提供されています。麺は注文を受けてから打つので、打ち立てホヤホヤ。
外からでもガラス越しに厨房が見えるつくりになっていて、初めて訪れたときは「バンッ!バン!」と麺を打ち付ける音にびっくりしたものです。
訪問したのは平日の13時過ぎ。土日とお昼のピークを避けて行ったものの、10人ほどの列ができていました。
ちなみに、この日は最高気温35℃。そんな暑い中でも並んで食べたくなるんですよね。
タイミングがよかったのか、意外と回転がはやいのか、5分ほど待って入店できました。
看板メニュー「担々麺」のほかにも、定番のラーメンやつけ麺、ジャージャー麺、五目やきそばなど豊富なメニューが並びます。
一瞬迷いましたが、やっぱりココは浮気せず、担々麺に一直線!
一緒に行った夫は麻婆麺(1,200円 税込)に半ライス(200円 税込)をオーダーしていました。
【やっぱりウマい】ビシバシ手打ちの黒い担々麺
・商品名:担々麺
・価格:1,100円(税込)
一般的な担々麺といえば、赤みがかったスープをイメージする方も多いと思います。ですが、馬賊の担々麺のスープはなんと黒いんです。
ひと口すすると、ごまの香ばしい深みが口いっぱいに広がります。それでいて重たさはなく、最後の一滴まで飲み干したくなる軽やかさ。
ごまの旨みが主役の担々麺です。辛みはほとんど感じられないので、辛い料理が苦手な方でも食べやすいでしょう。
そして、手打ち麺はモチモチとした弾力とコシがあり、ズルズルッとすするとなんとも快感!
ところどころ太さにバラつきがあるのも、手打ちならではですね。食感の変化が楽しめて、個人的には大大大好き!
どんぶりの底からひっくり返すように麺を持ち上げれば、縮れていないのにも関わらず、スープがよく絡みます。
スープを味わっていくと、トッピングのほうれん草、ひき肉、ねぎがいいバランスで口の中に入ってきて、まるでごぼうび。
最後に夫の頼んだライスをちょっともらってドボンと入れると、また違ったおいしさに化けました。
ごまのコクがごはん一粒一粒にしみ込み、まるで濃厚なおじやのよう。スープの旨みを余すことなく堪能できて、食べる手が止まりませんでした。
担々麺“以外”もチェックして
こちらは、夫の頼んだ麻婆麺。ひき肉と豆腐がたっぷり入っていて、見るからに食べごたえがありそうなビジュアルです。
我慢できずにひと口もらうと、意外とあっさりしていて驚きました。辛みは控えめで、スープもサラサラといただける感じ。
いつも頼まないメニューにチャレンジしてみるのも、大ありだなと思いました。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★★
理由:担々麺にあまり馴染みがない人にも「とにかく一度食べてみて!」と大声で言いたくなる。
全国民に食べて欲しい!
ごまのコクがしっかり効いたスープと力強い手打ち麺。このコンビネーションが担々麺といえば馬賊!と私が即答する理由です。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。