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「好きな食べ物がコロコロ変わる赤ちゃんの対応」を保育士が教えます!

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、好きな食べ物がコロコロ変わる赤ちゃんの対応を解説しています。

離乳食

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんの食べ物の好みがコロコロ変わることはありませんか? たとえば、「昨日までよく食べていたかぼちゃを急に食べなくなった」「そのときによって食べてくれる食材が違う」などなど。赤ちゃんの好きな食べ物が変わると、ママの離乳食作りも困っちゃいますね。今日は、「赤ちゃんの好きな食べ物がコロコロ変わるとき」の4つの対応法をお話ししますね。

 

どうして食べ物の好みがころころ変わるの?

赤ちゃんが食べ物の好みを変わるということは、発達している証拠です。「選んで食べる」ということができるってすごいことですよ。また、好きな食べ物を好きだからといって頻繁に与えていませんでしたか? もしかすると、そのことで飽きてしまったのかもしれませんね。

 

パクパク食べてくれるのでうれしくて、食べさせてしまうママの気持ちはよくわかります。私も自分の子に、そうしてしまい、まったく食べなくなってしまった経験があります。

 

食べない食材はどうする?4つのテクニック

では、食べなくなった食材は、どうすればいいでしょうか? 4つ対応方法があるので参考にしてみてください。

 

しばらくのあいだ与えない

食べなくなった食材をしばらく食卓に出さないようにするのは1つの方法です。一時的にメニューに取り入れず、思い出した頃に取り入れてみます。もしかしたら、食べてくれるかもしれません。もし、食べてくれない食材が主食のおかゆの場合は、次からの項目を参考にしてくださいね。

 

少量だけ出す

食べてくれなくなった食材をほんの少量だけ器に盛ってみましょう。赤ちゃんが手軽の食べられる量にするだけで食べる気になることもあります。

 

器を変えてみる

これは私が保育所でよく使っている方法です。ときどき、お茶を飲まなくなる子がいます。コップでは飲まないので、試しにお椀で飲ませてみるとゴクゴク飲むことがあります。食べ物だったら赤ちゃん用の食器じゃなく、大人と同じ器にしてみる。それだけで赤ちゃんの食る意欲も変化しますよ。

 

見た目や調理法を変えてみる

たとえば、かぼちゃの煮物を食べなくなったら、焼く・蒸すなど調理法を変えてみる。また、かぼちゃをほんの少しだけ汁物、パンやお焼きなど煮物ではないメニューに入れてみてください。形が変わると、食べてくれることもありますよ。

 

赤ちゃんの離乳食の好みが変わることはよくあることです。食べなくなったことにフォーカスするのではなく、ほかの食材にチャレンジするチャンス! と思って取り組んでみてくださいね。


著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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