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「ねぇ怖かった?」わざと危険運転をしてニヤつく彼。「悪い=カッコいい」勘違い男との恋愛の結末

私は、「とにかく自分を悪く見せたがる」男性と交際していたことがあります。もちろん、やさしい部分もありましたが、彼は過去の悪いおこないなどを自慢するような人だったのです……。

自分を悪く見せたがる彼

当時付き合っていた彼は、何かと自分を悪く見せたがる人。過去にしてきた悪いことを自慢してくるような、ある意味、中二病をこじらせたような人でした。

 

一方の私は、真面目で優等生といわれるような人との関わりが多く、彼のように悪いことをして、自慢するような人とは無縁。そのため、彼から聞く話はどれも新鮮で、私は彼に惹かれてしまったのです。

 

「これ怖いでしょ?」と煽る

彼はどんなことも悪く見せたがるため、交際を始めると、彼は私を脅かすことを楽しむようになりました。段差のあるところで私の背中を押したり、車がきているのに車道へと押したり……。

 

あるドライブデート中も、思いきりスピードを出したり、ギリギリのところでブレーキを踏んだりと、私を怖がらせることに全力の彼。私が本気で怖がり泣きそうになるのを見て、大笑いしたあとには必ず「ねぇ、怖かった? 怖かったでしょ?」とニヤニヤ顔で聞いてくるのです。

 

身の危険を感じた私は…

これだけではなく彼はそもそも荒い運転をしており、前をゆっくり走る車や信号に引っかかるとキレることもあり、運転中は特に怒りやすく危険な人でした。

 

そんな彼の運転で一度、事故に遭いそうになったことが。このとき「このまま付き合っていたら、私が危ない」と、盲目になっていた私はようやく目が覚めたのです。

 

悪ぶっている割に彼とはスムーズに別れることができました。ですが、私から別れを切り出したことを根に持っていたようで、いろいろなところで悪口を言われるようになりました。

 

そして別れて10年を目前の今、お互いに別の相手がいて一切の関わりがないものの、私はまだ、彼から悪口を言われ続けているようです……。

 

恋愛において、私のように、自分にないものを持っていたり、関わったことがない相手に惹かれてしまうこともあるかもしれません。「悪ぶっている人」が「カッコよく」見えてしまうなんて、今考えると、本当にダサかったなと思っています。ただ、そうした相手であっても、「恋に盲目」状態になっていると物事を冷静に判断ができないなと感じ、好きな人でも冷静でいることが大切だと思った経験でした。

 

著者:柳瀬蓮/30代女性・元キャバ嬢ライター。約10年、夜職に勤務しその経験を基に現在はコラムやエッセイ・シナリオライターとしてさまざまな記事や脚本を執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

 

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