間一髪のところで住人が玄関チャイムに応答すると、男性は「またね……」とつぶやきながら立ち去っていきます。
ママは知人に教えられた警察の相談ダイヤルに不審な男性のことを伝え、不安に苛まれながらも日常生活に戻っていったのですが……。
恐怖の出来事から2カ月、ようやく記憶が薄れたころに…?
相談ダイヤルへの通報もむなしく、ついに起こってしまった事件……。
ママはショックのあまりに、おえつを漏らしながらも、親として、大人として、改めて子どもを守ることを心に誓い、世界から悲しい事件がなくなることを願うのでした。
事件の発生を知らせる防災・防犯メールに記されていた不審男性の特徴の1つは、「子ども用のバッグを持ち歩いていた」こと……。ママが公園で遭遇した男性の特徴と重なることから「あの不審人物は、まだ捕まっていない」と確信したのでしょう。あまりのショックに腰が抜け、恐怖に震えてしまうのも無理はありません。
そして、改めて子どもを守ることを心に誓ったママに共感する人も多いはず。不審な人を目撃しても、決定的な犯罪行為を目にしていなければ通報をためらってしまうこともあるでしょう。また、わが子に防犯意識を持たせたくても、繰り返し言い聞かせると煙たがられ、つい後回しにしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、事件が起こってからでは遅いのです。愛するわが子を守るためには、ママの言うように「自分の違和感を信じる」「お節介だと思われても構わない」という心持ちこそが大切なのではないでしょうか。
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