冷や汗をかいた
子どもが生まれてからは毎日がバタバタになりました。これまでのようにお互いの誕生日をゆっくり祝うことは難しくなりましたが、ケーキやプレゼントはなくても、「おめでとう」の言葉は忘れないようにしていました。
子どもが3歳になったある平日。その日も朝から子どもを保育園に送り、仕事をして帰ってきて夕飯を作り、みんなと一緒に食べて、私は食器の片付けをして……と忙しくしていたとき。夫が子どもを見てくれていたのですが、突然子どもが「ハッピーバースデートゥーユー♪」と夫に向かって歌い始めたのです。
……そう、この日は夫の誕生日でした。カレンダーにも書いていたし、スマホの予定にも入れていたのに、うっかりすっかり忘れてしまっていました。
子どもの声を聞き思い出したときには冷や汗をかきましたが、その後、平静を装って夫に「おめでとう」と伝えて、「ケーキは休日にゆっくり食べよう!」となんとか乗り切って、後日改めてお祝いしました。
これまで絶対に忘れることはなかった夫の誕生日を、まさかうっかり忘れていて、子どもの歌で気づくとは……。この一件以降は、改めて誕生日は忘れないよう、誕生日の数日前から意識するようにしています。
著者:持田桜子/30代女性・3人の子どもを育てる毎日ドタバタな主婦。趣味は漫画、アニメのオタママ。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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