大谷選手を支えた“カリスマ寮母”の鶏むね肉レシピ
TBS『あさチャン!』に出演した“カリスマ寮母”ことスポーツ料理研究家・村野明子さん。
専業主婦から、Jリーグ・ヴィッセル神戸などで選手を支える寮母へと転身した、異色の経歴を持つ人物です。
なんと、あの大谷翔平選手に料理を教えたこともあるのだとか!
そんな村野さんが番組で“大谷メシ”として紹介していた「鶏むね肉の照り焼き」に挑戦します。
トレーニング中の食事で定番とされる鶏むね肉ですが、我が家では味付けがマンネリ化。淡白で物足りなさを感じる人も少なくないでしょう。
しかし、こちらはマーマレードジャムを使うという少し目新しいレシピ。まだ食べたことのない新しい美味しさになるかもしれません!
照り焼きなので食べごたえもありそうですね。
さっそく作ってみましょう。
村野明子さん「鶏むね肉の照り焼き」のレシピ
材料(2人分)
・鶏むね肉…300g
・オリーブオイル…適量
・ピーマン(パプリカ)…1/2個
【とろみ液(1:1の割合、酒が若干少なめ)】
・片栗粉…大さじ2
・酒…大さじ2弱
【照り焼きのタレ(1:1:1の割合)】
・醤油…大さじ2
・マーマレードジャム…大さじ2
・酒…大さじ2
正確な分量がわからなかったため、今回使用した分量を記載しています。
ピーマンは安く手に入った小さめの赤ピーマンを1個使いました。
作り方①鶏むね肉とピーマンを切る
鶏むね肉は皮を取り、食べやすい大きさにカットします。ピーマン(もしくはパプリカ)は、千切りに。
作り方②とろみ液を作り鶏むね肉を混ぜる
ボウルに片栗粉と酒を1:1の割合(酒が若干少なめ)で入れ、よく混ぜます。少し溶けにくいので、粉っぽさがなくなるよう丁寧に混ぜてくださいね。
とろみ液ができたら①の鶏むね肉を入れます。これが鶏むね肉をしっとりやわらかく仕上げるポイントなのだとか。
村野さん曰く、全体を混ぜたらこのまますぐに焼いて良いそうです。漬け込む必要がないのは忙しいときに助かりますね。
作り方③鶏むね肉を焼く
フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏むね肉を焼いてください。中までしっかり火が通るよう、途中蓋をして蒸し焼きにしましょう。
この時は中火で約8分、ひっくり返しながら焼いたところ、中心部まで火が通っていましたよ。
作り方④タレを作る
焼いている間にタレ作り。醤油、酒、マーマレードジャムを1:1:1の割合で合わせ、よく混ぜましょう。
作り方⑤タレを絡める
鶏むね肉の表面に焼き色がついたら、タレとピーマン(もしくはパプリカ)を投入し、炒めます。
マーマレードジャムのおかげで、綺麗な照り焼きが完成しました!お皿に盛り付けていただきましょう。
【実食】爽やかで飽きのこない照り焼きに感動!
鶏むね肉とは思えないほどのしっとり感におどろきました。パサつきはなく、噛むたびに旨みが広がります。
さらに、照り焼きといえば甘辛くて重たいイメージがありますが……マーマレードを使ったことで全然違う!
柑橘の爽やかな酸味と、ほんのり感じるほろ苦さがアクセントになり、口の中が軽やかにまとまるんです。
日本発祥の照り焼きですが、これは不思議と洋のエッセンスも感じられます。白ごはんはもちろん、ワインやビールにも合いそう。
赤ピーマンが彩りとシャキッとした食感を添えてくれるのもポイントです。
がっつり食べたい人は鶏もも肉で作っても良さそうですが、鶏むね肉でも十分満足感が得られましたよ。
「お腹空いた」が口癖の夫の胃袋も満たされたようです(笑)。
鶏むね肉が美味しくなるレシピ
マーマレードという意外な組み合わせが、淡白な鶏むね肉を見事に格上げしてくれました。食事が楽しみになれば、ジム通いも前向きに続けられそうです。
プロのアスリートを支えてきたレシピ、ぜひ普段の食卓にも取り入れてみてくださいね。