「内釜だけ洗って終わり」→雑菌繁殖します
お米を炊き終わった炊飯器、きっと「内釜はちゃんと洗う」という方は少なくないはずです。
お皿を洗うようにお米や汚れを洗い流すために、自然とココは洗っておこう……なりますよね。
でも、それだけじゃ菌は残ったまま。いつの間にか、炊飯器が菌だらけになるかもしれません(涙)。
炊飯器には、内釜以外にも「お手入れすべき場所」がたくさんあります。
掃除に使うもの
・台所用中性洗剤
・やわらかいスポンジ
・やわらかい布
炊飯器のお手入れは、基本的にこの3つで行います。どれだけ汚れていても、台所用中性洗剤以外の洗剤を使うのはNGです。クレンザーや漂白剤は使えませんよ~!
このほか、メラミンスポンジやスポンジのかたい面など、傷がつくおそれのあるものは避けてください。
内釜以外使うたびに洗うもの①内ぶた
炊飯器を開けたときに、内側についている取り外し可能なふたの部分です。
毎回、お米のでんぷんを含んだ蒸気や水滴があたっているので、毎回洗う必要があります。
内釜以外使うたびに洗うもの②スチームキャップ
炊飯器を使った後、内釜と内ぶたのほかに「スチームキャップ」も忘れないでーーー!!!
メーカーによっては蒸気キャップとも呼ばれるこの部品、じつは使うたびに水が溜まります。汚れたまま放置すると、あっという間に雑菌が………。考えただけで恐ろしいです。
基本的には、毎回のお手入れが必須。台所用中性洗剤をつけたスポンジで洗い、よく乾かしてから戻しましょう。
内釜・内ぶたの洗い方も同じなので、3つセットで都度洗う習慣をつけるといいかも!
定期的に掃除するもの
毎日じゃなくてもいいけれど、ときどきお手入れが必要な場所もあります。
①炊飯器の本体・電源プラグ
まずは、炊飯器の本体と電源プラグ。手アカが付着しやすいので、汚れが気になってきたタイミングで拭き掃除しましょう。
炊飯器の外側は、かたく絞った布で水拭きしたら乾拭きで仕上げます。電源プラグは乾いた布で汚れを拭き取る程度でOKです。
②排気孔・吸気孔
普段は見えづらいけれど、炊飯器の底面も要チェック!
炊飯器を横に倒すと、底の部分に排気孔と給気孔がついています。
この部分にもホコリが溜まるので、月に1回を目安に掃除しましょう。全体を布で拭き掃除をして、細かい部分の汚れは綿棒で取り除きます。ホコリが溜まっている場合は、掃除機で吸い取っても◎。
正しいお手入れで炊飯器は長持ち
いかがでしたか?炊飯器は身近なキッチン家電ですが、正しいお手入れ方法って意外と浸透していないんじゃないかな……と思います。
掃除をきちんとしてあげることは、清潔さはもちろん炊飯器を長く大切に使うためには重要なこと。これを機に、ぜひ正しいお手入れ習慣を意識してみてくださいね♪