体調不良と疲労が限界に
旅の始まりから体調は優れず、疲労も少しずつ蓄積していきました。特に、北部の国立公園を走っていたときは疲れがピークに達していました。
何時間も車を走らせても、すれ違う車は一台もなく、どこまでも続く一本道。広大な自然と静けさは心地よくもありましたが、次第に強い眠気に襲われていきました。
もう少しだけ…
休める場所も見当たらず、「もう少しだけ走ろう」と自分に言い聞かせながら運転を続けていた、そのときでした。
ふと気がつくと、目の前には湖が迫っていました。慌ててハンドルを切り、なんとか道路に戻りました。ほんの一瞬、意識が飛び、居眠りしていたようで、気づけば車線を外れていたのです。
発見されなかったかもしれない
もしあのまま湖に突っ込んでいたら――。人けのない場所だったため、誰にも気づかれず命を落としていたかもしれません。今でもあの瞬間を思い出すと、背筋が凍る思いがします。
まとめ
この旅を通して、疲労や体調不良を軽く考えてはいけないと痛感しました。特に一人旅では、自分の判断ひとつで状況が大きく変わります。以来、無理をせず、体調と相談しながら行動することを心がけています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小日向たけし/50代男性・会社員。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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シニアカレンダー編集部
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