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「GPSがあるから安心」ではなかった!息子の位置情報が停止→現場にはランドセルのみ…一体何が!?

息子は、小学1年生のときに下校中に行方不明になったことがありました。その教訓を生かしてGPSを導入。「これで安心!」と思っていたのですが、小学2年生のとき、まさかの行動で再び行方不明に……。GPSの限界を感じた出来事です。

GPSで毎日下校を見守る日々

小学校に入学したばかりのころ、集団下校の引き渡しがうまくいかず、息子は慣れない道をひとりで歩いて帰ることに。そのままなかなか帰ってこず、短い時間ではありましたが行方不明状態に……。結果的には自宅前で無事見つかったものの、入学早々ヒヤリとする出来事でした。

 

その経験から、すぐに位置情報が確認できるGPS端末を導入。息子に寄り道をせずまっすぐ帰るよう言い聞かせ、親としてもようやく安心できるようになりました。

 

使用していたGPS端末は、通話機能や防犯ブザー機能はなく、シンプルに位置情報だけが確認できるタイプ。ランドセルに入れて、毎日息子の下校を見守っていました。

 

不自然な場所で位置情報が停止…

ある日、小学2年生になった息子の下校をいつものようにGPSで確認していると、通学路の途中でピタリと動きが止まりました。学校から自宅までの道のりのちょうど中間あたり、徒歩で10分ほどの場所です。

 

「立ち止まってお友だちと話しているのかな?」「途中の草むらで虫捕りでもしてるのかな?」などと考えつつも、なかなか動かない位置情報に不安が募り、自転車でその場所まで向かうことに。

 

GPSが示す場所に着いてみると、そこはお友だちが住んでいるマンションの前。なんと、地面には息子のランドセルと、そのお友だちのものと思われるランドセルがぽつんと置かれ、子どもたちの姿はどこにも見当たらなかったのです!

 

 

GPSは無力に…自転車で必死の捜索

「やられた! GPSが体から離れてしまった……!」

もはやGPSは意味がなく、再び行方不明状態になってしまった息子。まさかランドセルだけを残して、どこかへ行ってしまうなんて想像もしていませんでした。

 

私はそのまま自転車で近隣を必死に捜索。少しずつ範囲を広げながら、徒歩15分圏内を探し回りましたが、どこにも見当たりません。最後は自宅前に戻って息子の帰りを待つことにしました。

 

そして夕方のチャイムが鳴る16時半ごろ、ようやく息子が帰宅。学校裏の草むらで、お友だちと虫捕りをしていたとのこと……。

 

GPSを持たせていることで「安心」と思い込んでいましたが、まさか本体ごと放置して行動するとは、完全に想定外でした。この一件をきっかけに、「遊びに行く前に一度家に帰ってくる」というルールを改めて徹底。担任の先生にも報告したところ、学校からも「寄り道をしないように」と再度呼びかけてくださったそうです。

 

 

現在、息子は小学4年生。下校後は一度帰宅し、宿題を済ませてから遊びに行く習慣が身についています。まだルールを理解しきれない年齢のうちは、過保護なくらいでちょうどいいのかもしれません。親がしっかり守ってあげることの大切さを、改めて痛感した出来事でした。

 

 

著者:いちのせはち/30代女性。2016年生まれの男の子と、2017年生まれの女の子を育てるシングルマザー。息子は発達障害・軽度知的障害あり、公立小学校の通常学級に在籍中。「子ども発達障がい支援アドバイザー」の資格を取得し、子どものサポートのため会社員を辞めフリーランスに転身。バイリンガル育児にも取り組んでいる。日々の癒やしはK-POPアイドル!

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

※AI生成画像を使用しています

 

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