「いい子なのに言えるワケない…」後輩に体臭を指摘するなんて #ワキガ治療で搬送された話 14

しょっちゅう制汗剤を使う生活を続けていたそんな矢先。みさきさんの人生で最もつらい事件が起きました。それは突然の専務からの無茶ぶり。研修を担当した新人エステティシャンの子と面談し、ワキガ専門クリニックへ通院させろという厳命だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなデリケートなこと、できるか……！」と私は反発してみましたが、彼女と一緒に働いているスタッフから声が上がり、お客様に迷惑をかけられないと正論を振りかざされて、泣く泣く従うことに。

 

やってきたのは明るくて素直なかわいい後輩。どうやったら「少しでもマシ」に伝えられるかと話しあぐねていたところ、何と彼女から「私の体臭のことですよね……」と切り出されました。

 

本社に来る前に、支店責任者から簡単な説明を受けていたとのこと！ 私は、「責任者何してくれてんの！？」と怒り心頭になりました。

 

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体臭のことを指摘し、挙句にワキガ専門クリニックに行かせろなどという専務命令は理不尽そのもの。非常にデリケートなテーマのため、話を切り出せないのも当然ですよね。それなのに、実はすでに支店責任者が説明済みとなれば、相手を傷つけずにことを進めたいと思っていたみさきさんはショックですよね。

 

 

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