旅行中に息子がケガをしてしまった
私たち夫婦にとって、息子を連れて初めての1泊旅行でした。いろいろと下調べをして予定もゆったりと組み、いろいろな場合に備えて準備も万全。その甲斐もあってとても楽しい旅を楽しんでいました。
しかし2日目の午前中、遊歩道を散歩しているときに息子にケガをさせてしまったのです。小さな段差につまづいて、そのまま顔から地面に激突。おでこを強く打って息子は泣き叫び、みるみる大きく腫れあがるおでこに私たちもパニックになりました。
息子のケガの程度…おでこにたんこぶが!
息子は地面の少し出っ張った部分におでこをぶつけました。手のひらも少しすりむいていましたが、何よりひどいのはおでこ。おでこのど真ん中に直径3cmのぷっくり盛り上がった青いたんこぶができていました。
こういうときはどうしたらいいんだろう?と頭の中が真っ白。「とりあえず冷やさないと」と思いましたが、ここは旅行先。そうだコンビニなら近くにあるはず! コンビニに行こう!と思い立ち、その瞬間息子を抱えて走りました。
コンビニで応急処置セットがそろった
私はスマホで一番近いコンビニを探して駆け込みました。カップに入った氷と水を購入し、コンビニの袋に氷と水を入れて即席の氷枕を作成。息子は冷たくて泣き叫んでいましたが、内出血がおさまるまで冷やそうと10分弱たんこぶに当てました。
お店の人も心配してくれて、「イートインの椅子に座って手当してあげて」とやさしい言葉をかけてくれたほか、お手洗いで汚れた手を洗わせてくれたので、とても助かりました。普段なら危険な場所はわかっているので注意しているのですが、いつもと違う旅行先では予測が及ばず、結果息子はおでこに大きなたんこぶができてしまいました。ケガを防げなかったことが、息子には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
このことがきっかけで、私自身は普段慣れている道であっても、息子が初めて行く場合は息子の動き方も含め、それまで以上に注意して見るように。また、突然のケガにもすぐに対応できるよう、絆創膏や小分けの消毒綿などのグッズを常備するようになったほか、旅先で近くのコンビニやスーパー、ドラッグストアや病院などもチェックしておくなど、かなり用心深くになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/市田スナオ
著者:山下 ひいこ
一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。