【いわき市】福島県民ラーメン総選挙1位の人気店「喜一」の姉妹店『よつくら喜一』
福島県は知る人ぞ知る有名ラーメン店が多く、主に「喜多方ラーメン」「白河ラーメン」「郡山ブラック」の3大ラーメンが人気です。
なかでも「喜多方ラーメン喜一」の本店は早朝から行列必至で、時には遠方から足を運んでも「着いたころには売り切れて食べられなかった……」という嘆きの口コミもあるほどです。その人気はずば抜けており、ローカルテレビ番組の「福島県民ラーメン総選挙」では2年連続1位、殿堂入りを果たしています。
そんな喜多方ラーメンの人気店「喜一」の味が、実はいわき市でも味わえちゃうんです。
そこは福島県の海沿い、浜通り地方に位置するいわき市の道の駅よつくら港。2階フードコート内にある「よつくら喜一」です。
よつくら喜一は、2012年「喜多方ラーメン喜一」が、震災の復興を願いのれん分けした姉妹店。喜多方にある本店の味をいわきで食べられる、穴場といっても過言ではないスポットです。
本店では行列に並ぶのが必至ですが、いわきの「よつくら喜一」なら席とチケットさえ確保できれば、比較的並ばずに味わえるのがおすすめポイントです。
いわき市【道の駅よつくら港】よつくら喜一のメニュー
いわき市の「よつくら喜一」で食べられるラーメンメニューは以下です。
・芳醇熟成味噌ラーメン…1000円(税込)
・SiO(塩)ラーメン…780円(税込)
・熟成醤油ラーメン…780円(税込)
・醤油・塩ラーメンセット(オリジナル チャーシューご飯付き)…各950円(税込)
・昭和の香り 煮干しラーメン…880円(税込)
・熟成辛みそラーメン…1080円(税込)
・かけラーメン(醤油・塩)※チャーシューなし…550円(税込)
・半ラーメン(塩)…550円(税込)
※大盛り+170円
醤油・味噌・塩とラインナップがあり好みのスープを選べますし、価格は比較的リーズナブルなのもうれしいですよね。
【よつくら喜一】に来たらやっぱり塩(SiO)ラーメン!
基本お好みでよいと思いますが、迷うならまずは本店「喜多方ラーメン喜一」の一番人気でもある「塩(SiO)ラーメン」がおすすめです。
2階フードコート内に設置してあるパネルで注文、会計を済ませたら食券を持ち、好きな席で番号を呼ばれるのを待つスタイル。
ちなみにフードコートは、いわきの海を見ながら食べられるカウンター席や外のテラス席などもあります。筆者が訪れたのは平日の11時過ぎだったので、好きな席に座れました。
パネルで注文してから待つこと10分で、待望の塩ラーメンとご対面(笑)。
喜多方ラーメンの特長であるちぢれ麺にメンマとネギ、チャーシューが3枚のった一杯です。 どんぶりの大きさは一般的ですが、底が深いタイプでスープがたっぷり入っているようです。
透き通るほどのスープは想像以上にあっさり、すっきりとしたやさしい味わいで、出汁のうまみがしっかりときいた、あとひくおいしさです。
ちなみに、福島県では朝からラーメンを食べる「朝ラー文化」がありますが、まさしく朝でもスルスル入るくらいあっさり系。しょっぱすぎず塩味とうまみのバランスが絶妙です。
そして、麺はちぢれ麺でもちもちしたちょうどよい固さ加減。スープがよく絡みます。
さらに、チャーシューはお肉のうまみをしっかりと感じられ、トロっとほどけていく感じが病みつきに……!一度味わったら感動するくらいのおいしさです。
ちなみに、今回一緒に訪れた夫が注文したのは「醤油ラーメンセット」。こちらのスープもひと口いただくと、塩とはまたちがったコクのあるおいしさです。個人的には、あっさり系なら「塩(SiO)ラーメン」、コク深さを求める人には「醤油ラーメン」がおすすめです。
また、このセットについてくるオリジナル チャーシューご飯は、とてもあっさりとした薄味で、ラーメンと一緒に食べても味が濃すぎずにちょうどよいですよ。
いわき観光の途中に寄ってみて!
道の駅よつくら港、2階フードコート内にある「よつくら喜一」のラーメンは、混みあってなければ並ばずに「喜多方ラーメン喜一」本店の味を堪能できます。 無料駐車場は500台もあるので、ドライブがてらに立ち寄るのもおすすめ。
ただ、祝休日だとお昼頃には売り切れてしまうことがあるようですので、お早めに足を運んでみてくださいね。
◆道の駅よつくら港 2Fフードコート内「よつくら喜一」
〒979-0201 福島県いわき市四倉町五丁目218-1
※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください。