周囲に話せなかった私
私は小学6年生で初潮を迎えました。しかし当時、周囲の友人のほとんどはまだ生理を経験しておらず、「◯◯ちゃん、生理がきたんだって」「へぇ、早いね」といった会話があっても、自分のことは言い出せずにいました。
また、トイレにナプキンの入ったポーチを持っていくと、周囲に生理だとバレてしまうため、「ベタベタして気持ち悪い……」と思いながらも、学校ではあまりナプキンを取り替えないようにしていました。
親友が初潮を迎え…
そのような日々を過ごしながら、私は中学生に。すると2年生になったある日、一番仲良しだった友だちが「昨日、初めて生理になったよ!」と笑いながら教えてくれたのです。その子は恥ずかしがらずに生理について話していたため、私も「生理になった」と打ち明けることに。
それ以降、生理の悩みを相談できるようになり、気持ちがとても楽になったのでした。
現在、私には娘が3人います。生理について周囲に相談できない状況は、私にとっては苦痛でした。そのため娘たちには、私の経験を伝えるとともに、「生理は恥ずかしいことじゃないんだよ。だから、何かあったらいつでも話してね」と教えていきたいと思います。
著者:松谷えりな/30代女性・4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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