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「俺のプリン、一口食べたよね」理解できなかったバツイチ彼氏の金銭感覚。一瞬で冷めた恋愛とは

友だちの飲み会で知り合った、5歳年上の大人の男性・A男と交際をスタートさせた私。彼は落ち着いた雰囲気で、「頼りになりそうな人だ」と思っていました。しかし、デートのたびに「あれ?」と思うことが増えて……。

バツイチ男性と交際スタート

友だちとの飲み会で知り合ったA男は、私の5歳年上。落ち着いた印象のある大人の男性でした。飲み会の翌日、A男から連絡がきましたが、それ以降1カ月以上やりとりはなく、いつしか彼への興味も薄れかけていました。

 

そんなときA男から、知人から食事券をもらったからとデートに誘われました。デートは予想以上に楽しく、彼も同じ気持ちだったのか、その後、積極的に誘ってくれるようになりました。

 

数回目のデートで「実はバツイチで1年前に離婚、性格の不一致が原因だった」と打ち明けられました。離婚理由を詳しく聞くと、前妻とは価値観の違いが大きかったようでした。そして「こんな俺だけど本気で好きだから付き合ってくれないか」と真剣に告白され、交際をスタートすることになったのです。

 

デートの支払いは毎回私

デートは私の家がメイン。ただ、外出デートを提案すると快くドライブデートを企画してくれました。

 

あるドライブデートのことです。道の駅で昼食をとろうと言われて中に入りましたが、券売機では万札が使えませんでした。A男は「万札しかない」と言ってきたので、私が2人分を支払うことに。その後のアイス屋さんでも同様に券売機で私が支払いました。

 

この一件以降、このときと同じようなことが続くようになりました。デート代はすべて私が負担。彼の飲食代が、彼から返ってくることはありませんでした。私も支払いがきつくなり、「今日はお金がなくて……」と、やんわり自分の分は自分で支払ってほしい旨を伝えると、しぶしぶ支払ってくれましたが、とても嫌そうな表情をされました。

 

そしてお店を出た瞬間、「俺の分もひと口食べたよね? まあ、前に俺もひと口もらったから、それは今回のでチャラか」と真剣な顔で言われたのです。このとき、私の中で「あれ? 彼ってこういう人だったっけ……?」とモヤッとした気持ちが渦巻くようになりました。

 

プリン代の計算で完全に冷める

そして「彼と一緒にいるのは難しい」ということの決定打となったのは、コンビニでプリンを買ったときのことでした。このときももちろん私が払い、「あとであなたの分のお金を(私に)払ってね」と伝えました。その後、2人でプリンを食べたあと……

 

なんと彼は「君が僕のプリンを少し食べたから」と、数十円分を差し引いた金額を渡してきました。たしかにちょっとプリンをもらっていましたが、こんなに細かいなんて……と驚いてしまいました。

 

そして、あまりにもみみっちい彼に一瞬で冷め、その勢いで別れを宣言。もちろん、彼のような方が「合う」という方もいると思います。けれど、私の場合は、お金の価値観が合わないと思い、今後も一緒にいることは難しいと感じてしまいました。

 

こうして、彼との恋愛は終わることに。大人だからこそ、お金に対する考えの違いは致命的ですし、そこが合う方でないと、一緒にいることは難しいなと改めて考えさせられた経験となりました。

 

 

 

著者:佐藤さくら/30代女性・男の子2人を育てるママ。恋に悩み、喜び、涙した数々の経験をしてきたからこそ書けるリアルな恋愛エピソードを執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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