毎年ランクインする定番ネームから、その年だけ注目を集めた個性的な名前まで、赤ちゃんの名付けのヒントになるトレンドを3年分まとめて紹介します。
【2024年11月】男の子の名前ランキング
1位 朝陽(主なよみ:あさひ)
2位 湊 (主なよみ:みなと)※同率
2位 碧 (主なよみ:あお) ※同率
2位 楓真(主なよみ:ふうま)※同率
2位 大和(主なよみ:やまと)※同率
2位 蒼空(主なよみ:そら) ※同率
2位 晴 (主なよみ:はる) ※同率
8位 蓮 (主なよみ:れん) ※同率
8位 凪 (主なよみ:なぎ) ※同率
8位 蒼 (主なよみ:あおい)※同率
2024年11月のトピック
2024年11月の男の子の名前ランキングTOP3は、1位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、2位は6つ同率で「湊(主なよみ:みなと)」・「碧(主なよみ:あお、あおい)」・「楓真(主なよみ:ふうま)」・「大和(主なよみ:やまと)」・「蒼空(主なよみ:そら)」・「晴(主なよみ:はる)」でした。
秋生まれに増加する「楓真」が2位にランクインしたほか、「碧」、「晴」、「凪」、「蒼」といった性別を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」が人気となっていました。
「楓」を用いた名前「メープルネーム」が人気!
「楓」は、紅葉を連想させる美しい色合いから、秋生まれの男女どちらの名付けでも人気が高く、女の子の名前ランキングでは「楓(主なよみ:かえで)」が3位にランクインしたほか、17位「楓菜(主なよみ:ふうな)」、32位「楓果(主なよみ:ふうか)」などTOP100内に計8つもランクインしました。
男の子の名前でも、「楓真(主なよみ:ふうま)」が10月の名前ランキング14位から11月は2位へと大きくランクアップ。他にも、36位「楓(主なよみ:かえで)」、65位「楓人(主なよみ:ふうと)」と、計3つの「楓」を用いた名前がTOP100内にランクインしたほか、「琉楓(主なよみ:るか)」・「悠楓(主なよみ:はるか)」・「楓翔(主なよみ:ふうと)」など31種類の名前で名付けられていました。
【2023年11月】男の子の名前ランキング
1位 蓮 (主なよみ:れん)
2位 湊斗(主なよみ:みなと)
3位 楓真(主なよみ:ふうま)
4位 蒼空(主なよみ:そら) ※同率
4位 悠真(主なよみ:ゆうま)※同率
4位 陽向(主なよみ:ひなた)※同率
7位 結翔(主なよみ:ゆいと)※同率
7位 颯真(主なよみ:そうま)※同率
9位 朝陽(主なよみ:あさひ)※同率
9位 湊 (主なよみ:みなと) ※同率
2023年11月のトピック
男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「湊斗(主なよみ:みなと)」、3位「楓真(主なよみ:ふうま)」でした。女の子の名付け同様、男の子の名前でも「楓」を用いた名前が増えており、3位に「楓真」がランクインしています。
「楓」を用いた名前がトレンド
2023年男の子の名前ランキングでは、「楓真(主なよみ:ふうま)」が9月18位から10月は5位へ、「楓(主なよみ:かえで)」が9月25位から10月は9位へ大きく順位を上げました。
「柊(ひいらぎ)」を用いた名前が人気
秋に見頃を迎える「柊(ひいらぎ)」を用いた名前は、毎年秋冬生まれに増加します。「柊(主なよみ:しゅう)」という名前は2023年10月圏外でしたが11月は42位へ、「柊真(主なよみ:とうま)」も圏外から11月は55位へと大きくランクアップしていました。
よみに「あき」がつく名前が増加
また、秋生まれの名付けでは、よみに「あき」がつく名前が増加します。なかでも「暁」を用いた名前に注目が集まりました。「暁斗(主なよみ:あきと)」が2023年10月は40位から11月は31位へ、「千暁(主なよみ:ちあき)」も圏外から11月は65位へとランクアップしていました。
【2022年11月】男の子の名前ランキング
1位 湊 (主なよみ:みなと)
2位 碧 (主なよみ:あお)
3位 蒼 (主なよみ:あお) ※同率
3位 蒼空(主なよみ:そら) ※同率
3位 楓真(主なよみ:ふうま)※同率
3位 蓮 (主なよみ:れん) ※同率
7位 樹 (主なよみ:いつき)
8位 陽翔(主なよみ:はると)※同率
8位 颯 (主なよみ:はやて)※同率
8位 颯真(主なよみ:そうま)※同率
2022年11月のトピック
2022年11月生まれの男の子の名前ランキングは、1位が「湊(主なよみ:みなと)」、2位は「碧(主なよみ:あお)」、3位(同率)「蒼(主なよみ:あお)」・「蒼空(主なよみ:そら)」・「楓真(主なよみ:ふうま)」・「蓮(主なよみ:れん)」でした。
「一文字ネーム」がトレンド
近年、男の子の名づけでは漢字一文字の「一文字ネーム」がトレンドとなっています。2022年11月に最も多く名づけられた名前は「碧(主なよみ:あお)」でした。これは2022年に開催されたサッカー、FIFAワールドカップ・カタール大会の対スペイン戦で得点をあげた田中碧(たなか あお)選手と同じ名前です。
「碧」という名前は、2020年の年間ランキングでは19位でしたが、2021年に7位でTOP10入りし、2022年に1位となりました。
◆2022〜2024年の11月に名付けられた男の子の名前ランキングを振り返ると、「湊(みなと)」「楓真(ふうま)」「蒼空(そら)」「蓮(れん)」の4つが3年連続でTOP10入りを果たしました。いずれも自然を感じさせる穏やかで美しい響きが特徴で、安定した人気を誇っています。
近年の11月生まれの名付けは、秋の深まりを感じさせる自然由来の漢字を取り入れた名前が多く選ばれる傾向にあります。落ち着いた季節の色合いを映した名付けが、秋生まれならではのトレンドとなっているようです。
ベビーモデル:@ten_stagram0627さん(べビカレメイト)
<調査概要>
・2022年11月:調査期間:2022年11月1日(火)~11月25日(金)、回答件数:4,586件(2022年生まれの男の子)
・2023年11月:調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)、回答件数:4,092件(2023年生まれの男の子)
・2024年11月:調査期間:2024年11月1日(金)〜11月25日(月)、回答件数:3,936件(2024年生まれの男の子)
・調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方