しかし、旅行のお土産を差し出すやいなや、驚きの要求をしてきたのです。
にこやかな表情が一転、義母は額に汗を浮かべながら…











借金に悩みながらも、その総額は把握していないという義母……。
それでも義母の息子である夫は「母さんがずっとひとりで頑張ってきたんだね」とやさしい言葉をかけ、これには義母だけでなく、みりんさんも号泣してしまうのでした。
母親のことを気づかいながら、「借金がいくらあるのかはちゃんと把握しないと」と現実的な意見を述べるみりんさんの夫はやさしくスマート、そして冷静でもあります。
たとえ身内のことであっても、借金はデリケートな問題。母親の「借金があるのよ……」のひと言に、取り乱したとしてもおかしくはありません。一方の義母としては、勇気を振り絞りながらの告白だったことでしょう。しかし、誰にも打ち明けられないままでは、問題がより深刻化する可能性も否定できません。
そう考えると「お金を貸してほしい」という義母の望みをそのまま受け入れるのではなく、理由をきちんと尋ねた夫の姿勢にも拍手……! その冷静さを見習いたくなりますね。