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「ちょっといいかしら…?」娘のことで園長先生に呼び止められた私→「今日娘さんが…」まさかの報告に顔面蒼白!

4歳の次女はやんちゃな時期。少し注意するとすぐ拗ね、また同じことをして怒られるということの繰り返しです。聞きわけの悪さに、家でも日々手をやいていたある日のことです。園長先生に娘のことで呼び止められました。

 

聞きわけの悪さはピカイチ

次女はやることが荒いので、私はよく注意をします。何が悪いのか説明すると、次女は「うん」と言ってくれるのでわかってくれたと思いきや、「もうしない?」と聞くと、「うん」とは言わないのです。そしてすぐにまた同じことをするので、「私の言葉は次女に届いてないのだろうか」と悩む毎日でした。

 

 

園長先生の言葉に

あるとき、保育園で園長先生が「ちょっといいかしら?」と声をかけてくれました。

 

「今日次女ちゃんが、お外遊びからお部屋に入りたくない、と逃げてしまって。ようやく追いついて、時間だからお部屋に入ってほしいとお願いしたの。次女ちゃんは『うん』と言ってわかってくれたんだけど、そのあと私が『次はお部屋入るよって言ったらすぐ来れるかな?』と次女ちゃんに聞くと、首を振って『それは無理かもしれない』って言ったんです。私びっくりしちゃって!」と言う園長先生。

 

私は顔が真っ青になりました。そして、「すみません。最近すごく聞きわけが悪くて」と謝ると、「お母さん、そうじゃないのよ」と言い、「きっと次女ちゃんはわかっているけど、また同じことをしてしまうかもしれないから『もうしない』って言わないのだと思うの。私がびっくりしたのは、次女ちゃんがきちんと考えて自分の思いを伝えられているということ。すごいことなのよ」と、園長先生の言葉に私は衝撃を受けました。

 

思えば、たまに「もうしない」と言ってくれるときもあったような。次女は、自分が「もうしない」ことができるかどうかをきちんと考えていたのです。自分の思った通りの言葉が返ってこないことで、私は次女が聞きわけが悪いと決めつけてしまっていたことに気づきました。

 

 

園長先生の言う通り、次女はしっかりと考えて、自分なりにうそをつかないように真面目に答えていたのでしょう。それなのに、大人目線で私は自分本位の考え方、決めつけをしていたのです。そのことに気づかせてくれた園長先生に感謝するとともに、反省した私。今後は子どもに寄り添った考え方ができるよう努力しようと心に決めた出来事でした。

 

 

著者:三尾ちさき/30代女性/2018年と2021年生まれの女の子のママ。正社員で設計士として働いていたが、ワンオペ育児との両立に限界を感じ退職。現在は事務職のパートをしながら在宅ワークをおこなっている。一日の終わりに晩酌をするのが楽しみ。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

※生成AI画像を使用しています

 

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