自分たちでトイレ掃除もするようになって
私が通っていた小学校、中学校では、自分たちでトイレ掃除をすることはなく、私は高校生になって初めて学校のトイレ掃除をするようになりました。
トイレ掃除では、洗面台を雑巾で拭いて水はねを取ったり、便器をブラシで擦ったりすることはもちろん、使用済みのナプキンなどが入ったサニタリーボックスの中身を捨てる作業もありました。
ゴミ捨ては人気がない
サニタリーボックスのゴミを捨てるのは、トイレ掃除の中でも特に人気のない役割でした。トイレ掃除は毎回10名ほどで担当していましたが、その中でジャンケンをし、勝った人からやりたい仕事を選んでいきます。そして、いつも最後に残るのは、サニタリーボックスの中のゴミを捨てる仕事でした。
私がその担当になった際は、正直なところ「嫌だなあ」という気持ちでした。しかし、このサニタリーボックスのゴミを捨てるということから学んだこともあったのです。
トイレ掃除から学んだこと
私がこのトイレ掃除で学んだことは、使用済みのナプキンは必ずきっちり丸めて、テープでしっかり止めてから捨てることの重要性です。
テープの止め方が甘いと、捨てたあとに使用済みナプキンが広がってしまうことがあり、ゴミ捨てをする際に、ナプキンの経血の付いた部分が丸見えになって、とても嫌な気持ちになりました。私自身、もともと、使用済みナプキンは包装紙にしっかり包んで捨てていたものの、改めて「しっかりテープで止めて、中が見えないように捨てる」ことの大切さを学びました。
ナプキンを捨てるとき、ただ丸めてサニタリーボックスに入れればいいとしか考えていなかった私ですが、使用済みのナプキンをまとめてゴミ捨て場まで持って行ってくれる人がいると思うと、これまで以上に捨て方には気を付けようと思うように。特に、公共の場でトイレを使うときは、これからも引き続き気を付けていきたいです。
著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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