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「私にもしものことがあったら?」体調不良から始めた片付けで思わぬ変化が【体験談】

子育てや家事に追われながら、体調不良と向き合う日々。「もし私に万が一のことがあったらこの家はどうなるんだろう」という不安から、家の中を整理することを決意しました。その過程で出会った人と100円ショップのアイテム。家族を迷わせないために始めた“片付け”が思わぬ気持ちの支えになった体験です。

 

不調の中で考えた「もしも」

体調がすぐれない日々が続きました。眠りたいのに眠れない夜、繰り返す頭痛や胃痛……。育児と家事をこなすだけで精一杯で、気付けば笑う余裕すらなくなっていました。

 

ふと「私がいなくなったら?」と考えてしまったのです。金銭面は夫の収入が柱なのであまり心配はないのですが、家の中のことは私が一手に管理している状態。

 

もしものとき、家族は途方に暮れてしまうのではと怖くなりました。だからこそ、まずは家の中を整理しておこうと決心したのです。

 

アドバイザーと一緒に片付け

とはいえ、思い立っても、体調がすぐれない中ではなかなか進みません。そのとき、以前ご縁のあった整理収納アドバイザーの方を思い出しました。思い切って相談すると「一緒にやりましょう」と言ってくれて、片付けが一気に進みました。

 

家の中に何がどこにあるか把握できただけで、気持ちもスッキリ。特に洗面所は大きな変化がありました。ごちゃごちゃと詰め込まれた娘のヘアアクセサリー。たくさんあるのにどれも捨てられず、私の悩みの種の1つだったのです。

 

 

小さなフックがくれた喜び

アドバイザーから「1軍と2軍に分けて、1軍だけ取りやすく収納しましょう」と提案されました。2軍は捨てずに、別の場所に収納することに。そこで、鏡裏側に100円ショップの小さなフックを取り付けヘアアクセを飾るように収納。

 

見た目もかわいらしく整理され、娘も「取りやすい!」と大喜びでした。私自身も「小さなフックがこんなに便利だなんて」と感激。体調不良で気持ちまで落ち込んでいた時期に、片付けという行動が思わぬ救いとなった瞬間でした。

 

まとめ

不調の中で始めた片付けは、家族のためだけでなく、自分自身を支える行動になりました。無理をせず、誰かに頼りながらも片付けを進めると、心まで整うものです。小さなフック1つで娘が笑顔になったように、暮らしの中の工夫が思いがけない安心を運んでくれました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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