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頼りたいけど癖になるのも…。おしゃぶりの使い方を助産師がアドバイス

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、おしゃぶりの使い方に関するご相談です。

おしゃぶり赤ちゃん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、おしゃぶりの使い方に関するご相談です。

 

Q.なるべくおしゃぶりは使わないほうがいいのでしょうか?

生後1カ月を少し過ぎた男の子を育てています。夜、寝てほしいタイミングで寝かけてもくれないとき、寝かしつけを諦めておしゃぶりをくわえさせてしまいます。最近では、部屋を暗くすると授乳直後でも口をパクパクさせて、おしゃぶりを欲しがるような動作をすることが多い気がします。おしゃぶりをくわえないと眠れない癖がついてしまったのかと心配です。ただ、自分たち夫婦もすぐに休みたく、おしゃぶりをさせるとおとなしく、しばらくするとそのまま自分で眠ってくれるので、頼りたいです。

 

なるべくおしゃぶりは使わないほうがいいのでしょうか? それともこのまま今の使い方で使用しても問題ないでしょうか?

 

日中はほぼ母乳のみ、夕〜夜に1〜2回育児用ミルクを足すか育児用ミルクのみにする混合育児で、体重の増えは1日50〜60gは増えており、母乳を嫌がるようなことはありません。

 

在本祐子助産師からの回答

おしゃぶりの使い方についてはいろいろな意見がありますが、発育を妨げるような使用方法を除けばじょうずにご利用いただければと思いますよ。具体的には1日の長時間使用により、母乳や育児用ミルクの機会を減らしてしまう、発語の機会を減らしてしまうのには気をつけておきたいところです。

 

寝かしつけのために短時間で使用する、外に出かけて泣いてしまうときに使うなどじょうずにご利用いただけば非常に便利です。確かに癖にはなりやすいですので、後はママさん方の判断になってきますね。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

 

おしゃぶりを使うのはいつからいつまで?

おしゃぶりは、新生児用のものであれば生まれて間もなくから使用できます。

多くの場合、赤ちゃんが指しゃぶりを頻繁にしていて、指の皮膚がただれてしまったり、寝かしつけに時間がかかるときなどをきっかけに使い始めるようです。

 

しかし、必ず使うべきというものではなく、慎重に使用することが大切です。

 

また、「泣き止む」というメリットは、生まれて間もない赤ちゃんに対しては不要と言えます。まずは、赤ちゃんとしっかり触れ合うために、おしゃぶりはつけずに過ごすことをおすすめします。

 

できるだけおしゃぶりは使わないようにして、赤ちゃんが泣いている理由がわからないためにストレスが溜まるというような状況に陥ってから使うとよいでしょう。できるだけおしゃぶりは使わないという考えを持ち、うまく活用することが大切です。

 

また、おしゃぶりは遅くとも2歳半までには使用を中止しましょう。

1歳頃になると、言葉を喋るようになるので、おしゃぶりはたまに与えるようにして、発語の機会を奪わないようにすることが大切です。おしゃぶりを求めて泣き止まないようなことが続く場合は、子どもとのふれあいを大切にして、心を満たしてあげるように心がけましょう。

 

心が満たされていれば、少しずつおしゃぶりを求めなくなる可能性があります。また、3歳ごろは「お兄ちゃん、お姉ちゃん」に憧れる時期なので、無理やり辞めさせるのではなく、「おしゃぶりは赤ちゃんが使うもの」と認識させるように話をしてもよいかもしれません。4歳を過ぎてもおしゃぶりが取れない場合には、小児科医に相談しましょう。


※参考:基礎知識(ベビー)「おしゃぶりのメリット・デメリットとは?やめる場合のタイミングと注意点について

 

 

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