義母のメッセージに驚愕したワケ
次女の出産後、私は長女4歳を連れて近所にある義実家に1週間ほど滞在しました。義母はとてもやさしくて子どものことを大切にしてくれます。義実家に行くと、すでに次女の新生児用おむつを購入しておいてくれただけでなく、毎食おいしい手料理を作ってくれました。
もちろん義実家なので気を遣うことも多少はありました。それでも、長女が義母になついて楽しそうに遊んでもらっている姿を見られたこと、そして何より私自身が新生児のお世話に集中できるよう、家事一切から解放してくれたことで、本当にありがたい滞在となりました。
滞在最終日、夫とも話し合い、滞在費として1万円を封筒に包み、「少ないですが」と義母にお渡ししました。すると、義母はどうしても受け取ってくれません。
「家族なんだからお金は要らない」
「お金が多い少ないでトラブルになりたくないから受け取らない」
義母のお言葉に涙が出るほど感動しました。それでも、本当にお世話になったのだからと、強引に封筒を渡して帰ってきました。
すると後日、義母からLINEが届いたのです。
「次女ちゃんのおむつ代、全部で5,000円でした。レシートもあるから、次回来たときにちょうだいね」とのこと。
「え!おむつ代は徴収するんかい!」と思わず心の中でツッコミを入れてしまいました。
もちろん後日に義実家へ行ったときにおむつ代はお支払いしました。しかし、お礼の1万円は固辞した義母が、おむつ代はレシートまで取っておいて請求するなんて思いもよりませんでした。なぜなのか、今でもわかりません。ちなみにお食事代や長女の遊びで買ったおもちゃ代などは請求されておらず、おむつ代だけなので、謎は深まるばかりです。
もしかしたら義母の中では、『お世話(食事や子守り)』は家族として当然のこと、『立て替えた物品(おむつ)』は実費精算、という明確なルールがあるのかもしれません。 あのときの感動はどこへやら……と少し拍子抜けしてしまいましたが、1週間の手厚いサポートにどれだけ助けられたかわかりません。義母なりのケジメの付け方なのだと受け止めて、今も良好な関係を続けています。
著者:佐藤比奈子/30代女性/5歳と1歳の娘たちのママ。出産を機に専業主婦。義実家の近所に住んでいる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!