カメラがとらえた義母の不可解な行動
息子が寝室でお昼寝に入ったので、私はリビングでひと息ついていました。義母は「かわいい寝顔を見てくるわね」と先に寝室の様子を見に行ったのですが、その直後、息子が突然泣き出したため、あわてて見守りカメラの映像をチェックすると、そこに映っていたのは義母でした。
息子に駆け寄るのかと思いきや、泣いている息子をよそに、なぜか部屋の引き出しを開けて何かを探している様子。
「え? 何か必要なものがあったの……かな?」
最初はそう思おうとしましたが、息子の泣き声が続く中で引き出しを探る姿に、正直「なんで今?」と戸惑いを覚えました。
モヤモヤしたまま、その夜、夫と一緒に録画を確認。やはり気になったので、後日、夫から義母にそれとなく聞いてもらいました。
義母の答えは、「息子くんが起きたときに使うおもちゃを探していたのよ」とのこと。
でも、そこは浅い引き出しで、普段から赤ちゃんのおもちゃを入れている場所ではありません。夫も私も「おもちゃはそこには……」とわかっていましたが、それ以上は追及しませんでした。
悪気はなかったのかもしれませんが、無断で私物に触れられたことに、なんとも言えない複雑な気持ちになった出来事です。
この一件で、見守りカメラは子どもの安全確認だけでなく、万が一の際の「事実確認」にも役立つと痛感しました。
もちろん、義母を疑うために設置したわけではありません。だからこそ、後日、夫からもカメラの存在は義母にも伝えてもらった上で、「もし何か探す時は、危ないもの(薬やハサミなど)の場所もあるから、先にリビングにいる私に一声かけてもらえると助かります」とやわらかくお願いしました。
正直、あのときの「なんで?」というモヤモヤした気持ちが、今もスッキリ消えたわけではありません。ですが、カメラのおかげで事実がわかり、夫も交えて「わが家のルール」を角が立たないように伝えられたのは良かったと思っています。今もカメラは、本来の「子どもの安全確認」と「かわいい寝顔チェック」という大切な役割を果たしてくれています。
著者:島田みく/20代女性/生後10カ月の赤ちゃんの母。専業主婦。息子が幼稚園に入るころには仕事復帰の予定。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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