義実家の価値観
子どもが生まれるまで義両親とは良い関係を築いていました。しかしいざ子育てを始めると、価値観の違いに悩まされることに——。
例えば抱っこ紐ひとつとっても、「前抱きは危ない」「暖かさですんなり寝てくれるからおんぶにしろ」などと言われます。
それはまだマシで、私が受け入れられないのは「子育ては女性がするもの」という価値観。「保育園に入れるのはかわいそう」「ある程度の年齢になるまではママが育てたほうがいい」などと言われるのがわかっているので、保育園に入れて復職したことは義両親には内緒にしています。
幸い、夫もそんな義両親の価値観をよくわかっているので、口裏を合わせてくれます。嘘も方便。こちらの価値観を理解してもらえるに越したことはありませんが、おそらく分かり合えないような気がしているので、これが一番平和な方法だと思っています。
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抱っこ紐にはさまざまなタイプがあり、対象年齢や使用方法・使用目的は製品により異なります。お子様の体格や発育・発達状況に合わせて使用しましょう。
基本的に対面抱き(赤ちゃんの顔がママやパパの胸のほうを向く抱き方)は、新生児(生後0カ月)から使えるものがあり、製品によっては専用のインサートを用いて抱っこします。
一方で、赤ちゃんを前向き抱き(赤ちゃんが前を向く抱き方)にするのは、首と腰がしっかりすわってからが基本。一般的には生後5〜6カ月以降が目安とされており、体幹がまだ安定していない時期に行うと負担になることもあるため注意が必要です。また、おんぶは赤ちゃんの首と腰がしっかりすわる生後5カ月ごろ以降が目安。腰がすわる前におんぶすると転落などの危険があります。
このように抱っこ紐ひとつとっても、昔と今では安全基準や使い方が大きく変わっています。義両親の時代とは違う部分も多く、どちらが正しいというよりも、その時代に合わせた安全な使い方を選ぶことが重要ではないでしょうか。
大切なのは、今の時代の環境と自分たちの生活スタイルに合った育児をすること。義両親の言葉を頭ごなしに否定するのではなく、「そういう考え方もあったんだな」と受け止めつつ、自分たちのやり方を静かに貫く——そんな距離感が、きっといちばん穏やかに過ごせる方法なのだと思います。
このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
※AI生成画像を使用しています
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大切なのは、誰が主体になって育児しているかという事だと思います。
義両親の言葉は違うと思えば否定します。
私は義母だけど、子育てはあくまでも両親が主体だと思うし、嘘ついて違う事をされるより正直に言ってもらう方がずっと良いです。