理不尽な理由で怒る義父
写真を見た義父は、なんと「孫が着てる服の家紋が、わが家の家紋じゃない!」と激怒したのです。家紋を見せてもらったことはないので当然知りませんし、家紋が入った衣装を用意しなさいとも言われていなかったので、私も夫もあ然。義父には私の実家の家紋でもないこと、ネットで購入した服で家紋はデザインとして重要視してなかったことを謝罪して終わりました。なお、家紋に関して怒るだけで、初孫のお食い初めに対するお祝いの言葉は一切なかったことにも驚いてしまいました……。
それから1年過ぎたころ、義妹の結婚式へ出席することに。家紋激怒事件のことを気にした夫は、義父に家紋のついた服を着るべきか確認したのですが、そもそも義父自身が家紋を把握していないことが発覚! 唯一家紋を知っている義祖母は、重度の認知症で老人ホームへ入所してもう20年。結局、理不尽なことで怒られたのだとわかりモヤモヤしました。感情的に怒らず、きちんと冷静に会話をするべきだと反面教師にした出来事です。
著者:五十嵐 なぎさ/20代女性・主婦
田舎に住んでる二児のママ。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)