リュックの紛失がきっかけで浮上した夫の不倫疑惑。職場の後輩であり、シングルマザーの嫉山さんは、自身も夫の不倫が原因で離婚した経験があり、頼れる相談相手でした。
しかし、夫の弁明により、嫉山さんが夫の大学時代の元恋人であり、SNS上で夫との不倫を匂わせていた人物であると発覚。
嫉山さんがリュックの紛失に関与していると考えたさなえさんは、真実を明らかにするために嫉山さんが出店しているというフリーマーケットに行きます。
会場で娘のリュックを背負った女の子を見つけますが、その子の母親は嫉山さんでした。嫉山さんは「リュックは妹にもらった」と笑顔で言います。
そこへ現れた妹は、なんと保育園のみなみ先生だったのです……!
話を聞くうちに嫉山さんは責任をみなみ先生に押しつけようとし、2人の間で過去の確執をめぐる言い争いに発展。その様子を見たさなえさんは、冷静にある証拠を取り出して……。
娘の証言に隠されていた驚きの真実










口論を続ける2人に、さなえさんはさつきちゃんの証言を撮影した動画を見せました。
さつきちゃんの悲しそうな顔を見て動揺するみなみ先生と、妹が子どもに裏切られたことを喜ぶ嫉山さん。
さらにさなえさんは、「動画はもう1つある」と告げます。その動画は、保育園の用務員さんの話を撮影したものでした。さなえさんは、さつきちゃんから用務員さんの話を聞き、フリマに行く前に、用務員さんが休日に副業で働く弁当屋に行っていたのです。
▼どんな事情があったとしても、守るべき子どもを巻き込んでしまった時点で、その行動の責任は逃れられません。みなみ先生は「脅されて仕方なく」と言い訳しましたが、結果として傷ついたのは何の罪もないさつきちゃんでした。過去の事情を免罪符にせず、自分の行いには自分で責任を取る──その姿勢こそが、誰かを守るために必要な大人の態度といえるでしょう。
あおばさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
あおば
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