次男が一日中号泣していたワケとは
子どもたちに日本の文化を経験させたく、長男の5歳の誕生日に合わせて七五三をするため、休暇を取って日本に一時帰国しました。
5歳になる長男には、絵本やネットなどで七五三の由来や、着物を着て神社にお参りすることなどを事前に説明してあり、当日はウキウキで着物を着てくれました。しかし、そこで予想外の問題が発生したのです……!
次男はまだ七五三というイベントの意味合いを理解できる年齢ではなかったので、どうして長男だけ立派な着物を着せられているのに、自分は洋装なのか? ということに、何度説明しても納得せず、朝からずっと泣きっぱなし。何をしても機嫌を直してくれず、結局次男はその日は一日中号泣……。
そのため、わが家に残っている長男の七五三のときの集合写真では、次男はどれもギャン泣き姿。決して、長男と次男で差をつけたかったわけではないのですが、申し訳ないことをしてしまったなと後から大反省しました。兄弟はどんな条件も同じにしてあげないと、それが満たされなかったほうの子はいつまでも気にしてしまうのだという気づきになりました。
長男の七五三のとき、次男はまだ2歳半でしたが早生まれだったので学年は3歳の学年でした。今となっては、それも家族のいい思い出ですが、あのとき、七五三の3歳のお参りということで、長男と一緒に次男にも着物を着せてあげればよかったなと今でもふと思い出して後悔します。
当の本人である次男は、成長した今では「そんなことがあったんだ」とまったく記憶にないようですが、当時も今も大人の私はついこの間のことのように鮮明に覚えていて、泣きわめいていた次男よりも私のほうが心に残っています。
著者:中田明子/50代・女性・主婦。男の子2人を子育て中の母。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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