ベビーカレンダーは4月10日(水)、公式YouTubeチャンネルに「出産ドキュメンタリー動画」を公開しました。 この動画は、茨城県つくば市の産婦人科「なないろレディースクリニック」協力のもと、一人の妊婦さんとそのご家族に密着し、陣痛開始から出産、そして出産から1カ月半後の母子の様子までを追ったドキュメンタリー映像となっています。
新しい命が誕生する瞬間を記録した貴重な出産ドキュメンタリー
とくに初産を控えている女性にとって、出産という未知の体験は、少なからず不安や恐怖を感じてしまうものではないでしょうか。出産の状況は人それぞれ、千差万別ではありますが、心の準備のひとつとして出産の流れを事前に知っておくことで、少しでも不安や恐怖を取り除き、自分らしく前向きに出産に臨んでほしい。そんなメッセージを込めて、「出産ドキュメンタリー動画」を制作しました。
「出産ドキュメンタリー動画」を通して、命が生まれることの尊さだけではなく、出産に命がけで臨む母親と、それを支える家族の姿、出産現場のリアルをお伝えします。
出産ドキュメンタリー(通常分娩)〜名前のない誕生日〜
▲出産直後、赤ちゃんとの初対面
▲無事に出産を終えたご夫婦の様子
出産を終え、率直な感想は「大変だった。家族の支えがなければここまで来られなかった」と答える妻の仁美さん。「(出産は)想像がつかなかったから不安だったけど、家族に立ち会ってもらってよかった。今は、ゆっくり休みたいという気持ちでいっぱい」と安堵の表情を浮かべます。
出産に立ち会った夫の昂太さんは「出産に対して、漠然と大変なイメージしかなくて、実際に立ち会ったら、やっぱり大変でした」とコメント。映像には陣痛に苦しむ仁美さんの腰をマッサージしたり、励ましたりと、懸命にサポートする姿も収められています。
院長先生&ベビーカレンダー編集長のコメント
<なないろレディースクリニック 黒田院長>
ご協力いただいた妊婦さんは初産でしたが、大変順調なお産でした。とてもリラックスなさっていて、呼吸やいきみ逃しも上手でしたし、陣痛に対しても非常にポジティブにとらえていらっしゃったようです。
妊婦さんにとって何が一番不安かというと、陣痛などお産の痛みが不安だとおっしゃる方が多いです。今回の妊婦さんが初産にもかかわらず順調にお産を進められたのは、「赤ちゃんに早く会いたいな」という気持ちや、「赤ちゃんと一緒に頑張っているんだ」というポジティブなイメージを持って臨まれたからではないでしょうか。
陣痛を“痛み”ではなく、“赤ちゃんに会うためのエネルギー”だと感じられると、上手に乗り切ることができるように思います。出産は赤ちゃんとお母さんの共同作業。これからお産を迎える方は、赤ちゃんもおなかの中で頑張っていますので、ぜひ前向きな気持ちで出産に臨んでください。
<ベビーカレンダー編集長 二階堂美和>
今回、出産ドキュメンタリー動画の制作にあたり、ご家族の皆様と一緒に、陣痛から出産に至るまで立ち会わせていただきました。ひとつの命がこの世に生まれる奇跡、その命の誕生とともに、家族が生まれていく瞬間を感じることができました。この動画が、これから出産されるママの心の準備としてだけでなく、すでにお子様のいる方にとっても、家族とは何かを見つめ直し、より絆を深めるきっかけになればと思います。
また、悲しい事件も多い昨今、命の重さについて改めて考える契機となれたら、そして多くの女性が「赤ちゃんを生みたい!」と思える世の中になったら、そんな願いも込めています。 ぜひ、たくさんの方にご視聴いただけたら幸いです。
今後もベビーカレンダーでは、ママをはじめ、これからママになる女性たち、そしてそのご家族が不安に感じることを解消し、安心して出産に臨めること、育児を楽しめることを目指して、さまざまな情報を発信していきます。