1歳0ヶ月の偏食、食べないことについて
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お世話になっております。
1歳0ヶ月の子どもの食事について、最近憂うつで仕方ありません。もともと好き嫌いはほとんどなく何でも食べる子だったのですが、11ヶ月頃から偏食が始まり、食べるものがかなり限られてきました。今はいちご、バナナ、蒸しパン（とうもろこしと人参を入れて作ったもの）しか食べません。これら食べるものも、突然口から出して投げ捨てたり、握りつぶして捨てたりします。そうやって食べるものが無くなると不機嫌になって怒りだします。
作ったものを毎食投げ捨てられることでも精神的にくるのですが、捨てておきながら不機嫌になることも更に精神的ダメージが大きくて、食事中はため息しかありません。身長、体重は微増ながら成長曲線に乗っているし、今はこういう時期だと頭ではわかっていますが、心配なのもあってストレスでどうにかなりそうです。この時期の食事を楽しむには、どうしたら良いのでしょうか。
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管理栄養士の久野と申します。
１歳のお子様の偏食についてのご相談ですね。
１１カ月頃まではとても良く食べてくれていたお子様ですから、食べてくれなくなると尚更心配になってしまいますよね。 愛情込めて作ったものを食べてくれない時の落胆感や悲しいお気持ち、とても理解が出来ます。精神的に参ってしまうという事もありますよね。 毎日頑張っていらっしゃいますね。
いまはこういう時期だと頭ではわかっていても、どうしようもなく不安にあんり心配な気持ちになってしまうと思います。それはみいこさんが愛情深くお子様に接しているという証拠でもありますので、上手に付き合っていけると良いですね。
今までは食べてくれていたお子様ですから、月齢に見合った口腔発達は促されていると感じます。 ミルクやフォローアップミルク、牛乳などは飲めますか？ 離乳が完了するまでは乳汁栄養も大切な栄養源でありますので、コップなどで継続していきましょう。
食事に関しては、好ましくない行動には注目しない事が効果的です。 口から出したり、投げたりする行為が出てきたら、注目せずに背中を向けます。 その行為に対して、怒ったり、声をあげたりして反応してしまうと、お母さんが構ってくれたと思って尚更エスカレートする場合があります。 好ましくない行動には注目せずに、お子様が食べられるもの、できる事に注目して、少しでも食べられたら満面の笑みで褒める様にしてみて下さいね。 偏食や食べムラを改善する近道は、褒められる体験、嬉しい体験、楽しい体験の積み重ねた大切だと言われます。
お子様が食べられるものを口にしたら、大いに褒めてあげて、一緒にできるものは体験させてあげると良いですね。フリフリおにぎりや、型抜きパンや食パンにかぼちゃペーストなどを塗ってくるくるラップで巻いてキャンディ状にするなど、自分でできる喜びも味合わせてあげると、食に興味を持ってくれる事もあります。
自己主張が伸びるこの時期は、その影響が食事にも現れてくるのは健やかな成長の証だと思って大丈夫です。お母さんのお気持ち的な余裕がある時は、一緒に食事作りやおやつ作りを楽しみながら少しずつ食べられるものが増えてくると良いですね。
また悩まれた際はご相談下さいね。 管理栄養士：久野多恵 2020/02/22 14:51 ID: 472924