赤ちゃんがおすわりをする時期はいつ?練習は必要?おすわりのコツとは?

赤ちゃんお座りのイメージ

 

赤ちゃんのおすわりの時期は生後7カ月~8カ月の辺りと言われています。しかしおすわりがうまくできていない、練習が必要かもしれないと心配してしまう親御さんも多いようです。この記事では、おすわりの発達やおすわり練習のポイントについて説明していきます。

 

 

赤ちゃんがおすわりをする時期はいつごろ?

赤ちゃんの発達は、首がすわる、寝返りをうつ、おすわりできるようになる、歩くなど、一定の順序性をもって成長していきます。


■赤ちゃんの発達過程の目安(※個人差があります)

 

生後4カ月ごろ:首がすわる
生後5~6カ月ごろ:寝返り
生後6~7カ月ごろ:誰かが支えてあげるとおすわりができるようになる

生後7~8カ月ごろ:ひとりでおすわりできるようになる・ハイハイをし始める

生後7~11カ月ごろ:つかまり立ちをはじめる
生後12カ月ごろ:ひとりでたっちができるようになる
生後14カ月ごろ:何歩かよちよち歩けるようになる

 

赤ちゃんがおすわりをするまでの段階

赤ちゃんの運動機能の発達には、目や耳などの感覚器や脳、筋肉・骨が発達することが必要です。そして、赤ちゃんの運動機能の発達には一定の順番があり、頭から足元、体の中心から末端に向かって発達していきます。

 

ですのでおすわりというのはいきなりできるようになるわけではなく、首のすわり、寝返りなどの過程を経てできるようになるのです。

 

また、おすわり自体も最初は背中が丸くなる、その後背中を伸ばした姿勢ができる、少し体を傾けると体を垂直に保とうとする「姿勢たち直し反応」が出てくるというように段階を経ていきます。

 

おすわり練習の必要性や練習方法

ここではおすわり練習の必要性や練習方法について紹介していきます。

 

■おすわりの練習の必要性について
そもそもおすわりの練習は必要なのか、また、おすわりの練習をさせることで赤ちゃんの背骨に悪い影響が出てしまうのではないかと思っている方もいるのではないでしょうか? おすわりの練習は絶対に必要というわけではなく、赤ちゃんの首がすわり、寝返りがしっかりできるようになってからおこなえば、背骨にも影響はないといわれています。

 

■おすわりの練習方法

①赤ちゃんをおすわりの姿勢にします。その際、赤ちゃんの腰の辺りをしっかりと支えるようにしましょう。

②より赤ちゃんを安定させたいときは、自分の両膝で赤ちゃんの腰を挟みましょう。

③慣れてきたら、うつ伏せでは見えないけれどおすわりでは見える場所におもちゃを置いてみて、赤ちゃんに発見させます。
 

ただおすわりをさせるといっても、赤ちゃんは飽きてしまったり、おすわりの練習自体が嫌になってしまったりすることも。そこで、おすわりの姿勢でしかできない遊びを一緒におこなってみるのもおすすめです。さらに、おすわりによって視界や遊びが変化していくことに気が付いて、赤ちゃんの目が輝きうれしそうにするでしょう。

 

おすわりの練習時の注意点

おすわりの練習をする際には、注意するポイントがたくさんあります。赤ちゃんの安全を考慮した上でおすわりの練習をおこないましょう。

 

■赤ちゃんの成長に合わせた時期におこないましょう
早く赤ちゃんの成長が見たい、成長させたいと思う親心はもちろんなのですが、あまりにも月齢に見合わないことをしてしまうと、赤ちゃんにとっては体にも心にも負担になります。急がず焦らず赤ちゃんの成長を見守りましょう。

 

■赤ちゃんが嫌がる・痛がる素振りに注意しましょう
おすわりの練習をしていると、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、おすわりを嫌がる素振りを見せたりすることがあるかもしれません。最初のころは慣れないかもしれませんが、癇癪を起すくらい嫌がったり、どこか痛がったりしているようならば無理せずに一旦おすわりの練習を中止しましょう。

 

■周囲の安全にも気を配りましょう
おすわりの練習をする環境もしっかり整えておきましょう。掃除はもちろんですが、周りに落ちているものにも注意が必要です。なるべく周りに物は置かずに、ペンやはさみなど明らかに危険な物は必ず片づけるようにしましょう。

 

■絶対に赤ちゃんから目を離さないようにしましょう
もうひとりでほとんどおすわりができるようになった!と気が緩んでしまうと、思わぬアクシデントが起こってしまうこともあります。急に何が起こるかわかりません。赤ちゃんが眠くなってガクンと倒れてしまったり、お母さんを目で追いかけてそのままバランスを崩してしまったりすることもあります。おすわりの練習では絶対に目を離さないようにしましょう。

 

 

まとめ

おすわりの時期は赤ちゃんの発達によって、多少前後することがあります。焦っておすわりの練習をさせるのではなく、赤ちゃんの発達に応じてコミュニケーションを取りながら楽しくおこなっていきましょう。

 

 

監修者

医師 松井 潔 先生

小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長


愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。


経歴

1986年 愛媛大学医学部卒業

1986-1988年 神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント

1988-1990年 同神経内科非常勤

1990-1992年 国立精神・神経センター小児神経科レジデント

1992-2005年 神奈川県立こども医療センター新生児科 医長

2005年− 同総合診療科 部長

 

■専門領域

小児科

小児神経

新生児

 

■所属学会・委員等

日本小児科学会

日本小児神経学会

日本周産期新生児医学会

日本てんかん学


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