【助産師監修】抱っこひもの種類と選び方

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

抱っこひもイメージ

 

赤ちゃんがぐずったときや、階段などが多くて抱っこのほうがラクなお出かけ先などでも大活躍するのが抱っこひも。抱っこひもは使用できる時期、抱き方などによってさまざまな種類があります。

 

新生児から使える抱っこひもを1つ持とう

                 

首がすわっていない赤ちゃんを長時間抱っこするのは大変です。また家の中でも抱っこひもをすれば両手が空くので、家事ができます。新生児から使えるものを1つ持っておきましょう。

 

【1】抱っこひもの種類

 

キャリー型

最近の主流の形です。主にママの体の前で縦に赤ちゃんを抱きます。腰ベルトがあるため、肩への負担が少ないことが特徴です。縦抱きのほか、横抱きやおんぶなど多機能なものもあります。

 

スリング型

ママの片方の肩から斜めにかけ、赤ちゃんを横に抱くタイプです。赤ちゃんとママの密接感が多く、布に包まれるので赤ちゃんは安心感を得られます。片側の肩にのみ重さがかかるので、肩への負担が大きくなります。

 

 

【2】抱き方の種類

 

横向き抱っこ

赤ちゃんが寝たままの姿勢で横向きに抱っこする方法です。新生児向きの抱き方です。

 

対面抱っこ

ママの胸のほうを向いて縦に抱っこする方法です。赤ちゃんの顔を見ながら抱っこができます。新生児から使えるものもあります。

 

前向き抱っこ

進行方向を向いて縦に抱っこする方法です。赤ちゃんの首がすわってからできるようになります。赤ちゃんはママと景色を見ることができるので、喜ぶ子もいます。

 

腰抱っこ

ママの腰骨に座る形になります。赤ちゃんの首がすわってからできるようになります。簡易抱っこひもなどで多い抱き方です。

 

おんぶ

背中に赤ちゃんを背負う形になります。赤ちゃんの首がすわってからできるようになります。両手が空くため、荷物を持ったり家事をしたりするときに便利です。

 

 

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