【助産師監修】2人目は何歳差がいい？育児はどう変わる？

子どもを何人か欲しいと思う人もいるかと思います。その際、子どもの年齢差を考慮して家族計画を立てる人もいるでしょう。ここでは、子どもの年齢差によって子育ての状況がどう変わるのかご紹介します。

上の子の物心がつかないうちに下の子が誕生します。上の子の赤ちゃん返りも少ないです。ママは上の子にも下の子にも手がかかります。歳が近いので同じおもちゃで遊びたがるなどの喧嘩が増えることも。

下の子の出産時期と上の子のイヤイヤ期が重なることも。また、おむつはずれで手がかかる時期に下の子のお世話になるので、ママも大変になりがち。上の子は少しずつ言葉がわかるようになっているので、スキンシップと言葉でわからせることを心がけましょう。

3歳になると自分のことが少しずつできるようになるため、上の子が下の子のお世話をしてくれることも。その分、下の子へお世話をしたがったり、悪気はなくてもいたずらをしてしまったりすることもあります。危ない物や下の子が口に入れてしまいそうな小さい物は赤ちゃんの近くに置かないようにしましょう。

4歳になるとお兄ちゃん・お姉ちゃんとしての責任感が芽生える年ごろです。上の子がお手本となり、下の子のしつけがラクになります。上の子は今までママやパパを独り占めしていた分、寂しさを感じるように。上の子とのコミュニケーションの時間をしっかりとってあげましょう。

歳の差が近いほうが洋服や育児グッズを活用することができます。3歳差は中学入学や高校入学が重なるため、一度に多額の出費をすることに。その分、受験勉強も同時になるメリットもあります。4歳差以上の場合は、ママは育児を1人ひとりじっくりできる分、教育費が長期にわたってかかるため、老後の資金のことも忘れないようにしましょう。