元々少ない哺乳量がさらに減り、体重も増えません

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育児のQ&A

元々少ない哺乳量がさらに減り、体重も増えません

もうすぐ生後4カ月になる娘について質問します。生まれたのは妊娠38週で、1,760gの低出生体重児でした。母子ともに特に問題はなく、原因は不明です。生後2カ月くらいまでは母乳を飲んでいましたが、体力がないせいか、片方の胸を吸った後にほとんど寝ていました。それでも、体重は少ないながらも、成長曲線の下線に沿って増えていました。生後2カ月後半ごろから母乳を嫌がるようになり、ここ1カ月間は、起きているときにはまったく母乳を飲みません。仕方がないので、起きているときにはミルクを飲ませていますが、「遊び飲み」が激しく、まったく飲まなかったり、かなり時間をかけてやっと30mlほど飲んだりしています。その後、4時間も寝たりしていますが、寝ながら指を吸っているときに母乳を与えると、寝ながら片方の胸で母乳を飲んでくれます。

保健師や小児科医の先生にも相談しましたが、「元気がなくやせ細ってしまったら問題だけど、体重が減っておらず、元気なら大丈夫」と言われています。「神経質になりすぎないこと。飲みたくなったら飲むよ」と言われたので、無理に飲まさず、授乳間隔を空けていましたが、大泣きしても、指を激しく吸っても、お風呂上がりでも、やはりほとんど飲みません。結局30mlだけ飲んだ後、5時間経って60ml飲み、また4時間ほど授乳間隔が空いていたりします。おかげで、1日550mlと元々少なかった哺乳量が1日400mlほどにまで減ってしまい、体重もまったく増えなくなりました。このままでは、脱水になったりやせ細ってしまうのではないかと、心配です。

 

在胎週数相応の体重がない赤ちゃんは、「胎児発育不全」と呼ばれ、お母さんのおなかの中で大きくなれずに生まれてきます。母体側に原因がある場合、妊娠性高血圧症候群、母親が小柄、胎盤が小さいことなどがあげられますが、こういった場合、出生によって原因の環境から解放されるため、生後はぐんぐん大きくなっていくことが多いです。逆に、胎児側に原因があったり原因が不明だったりする場合には、出生後しばらくは、なかなか大きくなれないケースが少なからずあります。

活気があって動きも活発な状態であれば、小児科医の先生に定期的に体重、身長、頭囲などの発育と発達の経過を診ていただくのが、一番だと思います。もう少しすると、離乳食を開始する時期になります。ミルクに飽きている場合、離乳食をよく食べる赤ちゃんもいます。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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