花粉が多い場所に住んでおり、将来の発症が心配です

育児のQ&A

花粉が多い場所に住んでおり、将来の発症が心配です

わが家の近くには公園があります。私も夫も花粉症ではなかったのですが、こちらに引越しをして以来、鼻がグズグズするようになりました。7ヶ月の娘は、まだ外遊びを頻繁にしなければいけない状況ではありませんが、発症前の対策は必要なのでしょうか?
花粉の吸いすぎが、花粉症の原因になるのでしょうか? 花粉が多い場所なので、気になっています。

 

花粉症体質の方は、花粉を大量に浴びると、花粉症の症状がひどくなる可能性があります。花粉症の体質でなければ、花粉を吸っても症状は出ないでしょう。ご質問の赤ちゃんが、花粉症体質かどうか分からないので、ここでは、一般的に気を付けるべきことをお話します。
まず、お母さんが花粉症体質のようですから、その症状が悪化しないよう、外遊びは風の強くない時間帯を選ぶこと。外出から帰るときには、家に花粉を持ち込まないよう、上着についている花粉を払い、上着を脱いでから家に入ること。花粉が多く飛んでいる期間は、洗濯物は外に干さないこと。一番外に着る洋服の素材は、花粉のつきやすいウールやフリースを避けること。花粉が多く飛散する季節には、こういったことを心がけてみてください。
最近では、皮膚からアレルゲンが体内に侵入して、さまざまなアレルギー症状が引き起こされる「経皮感作」も注目されています。皮膚の清潔とスキンケアも重要ですので、外出から戻ったら手や顔など皮膚が露出している部分を洗い、クリーム等で保湿することも忘れないでください。また、体の免疫力を高めるために、早寝早起きの規則正しい生活を送るようにしましょう。
花粉の付着を防ぐために、花粉が飛散しやすい時期には外出を控えた方がいいのでは、と思う方もいらっしゃると思いますが、日中、外で遊ばない乳幼児の「くる病」の発症例が、近年報告され始めています。太陽の下で元気に遊ぶことは、子どもにとってかけがえのない大切な機会です。花粉症対策、紫外線対策をとりながら、ぜひ外遊びをさせてあげてください。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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