多胎妊娠の種類(一卵性と二卵性について)

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠することを「多胎(たたい)妊娠」と言います。赤ちゃんの数が2人だと双胎(そうたい)、3人だと品胎(ひんたい)、4人だと要胎(ようたい)と呼びます。ここでは頻度の高い双胎について詳しく説明します。

 

 

双子の分類

双子は、受精卵の数と絨毛膜・羊膜の数によって分類されています。

 

受精卵の数による分類

一卵性双胎とは、1つの受精卵が2つに分かれたもの。同じ受精卵なので2人の顔立ちや体型はそっくりになります。性別は同性になります。

 

二卵性双胎とは、2組の精子と卵子が別々に受精したもの。それぞれが別の遺伝子を持っているため、きょうだいのように顔立ちや体型が異なります。性別は同性の場合と異性の場合があります。

 

絨毛膜(胎盤)・羊膜(赤ちゃんのいる部屋)の数による分類

●一絨毛膜一羊膜

1つの胎盤と羊膜の中に2人が一緒にいる状態。

 

●一絨毛膜二羊膜

羊膜は2つ(別々の部屋)だが、胎盤は1つ

 

●二絨毛膜二羊膜

胎盤と羊膜が2つずつある状態。

 

一絨毛膜か二絨毛膜(胎盤が1つか2つか)はとても重要なことです。胎盤の数によって健診の頻度や分娩すべき施設も変わります。これは妊娠10週くらいまでにしか区別できません。特に一絨毛膜双胎はハイリスク妊娠となるので、主治医からよく話を聞きましょう。

 

 

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