超音波検査(エコー検査)の種類

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

超音波検査(エコー検査)の方法は、妊娠初期と妊娠後期でも異なります。また、最近の超音波検査では2Dだけでなく、3Dや4Dといったものも多く使われるようになりました。その違いについて説明します。


検査方法の種類

 

経腟法

経腟プローブという棒状の超音波発信装置を、腟内に挿入して検査します。妊娠12週ごろまで主に使われる検査方法です。至近距離から子宮内を観察できるという特長があるため、妊娠の初期や子宮頸管長(子宮の出口の状態)を観察するのに使います。

 

経腹法

おなかの外から超音波発生装置をあてる方法です。妊娠中期の胎児以降はこの方法で検査します。超音波の通りをよくするためのゼリーをおなかに塗って、プローブをあてます。

 

 

検査方法による種類

 

2D(超音波断層法)


 

通常おこなわれる超音波検査。超音波が反射する情報を2次元の白黒画像で表現したもの。経腟法・経腹法両方で用いられます。羊水が黒く、胎児やへその緒などが白く映ります。

 

3D


2Dの画像を何枚も重ねて、立体画像で再現したもの。赤ちゃんのリアルな顔や動きがわかります。ただし、体の中の臓器等の確認や診断には向きません。他の検査と併用しておこなう場合が多いです。経腹法でおこないます。

 

4D

3D画像に動画性を加えたもの。おなかの中での赤ちゃんの動きを見ることができます。産院によっては有料で撮影をおこなってくれる場合もあります。

 

カラードップラー法

血液の流れる量や速さを測定することができる超音波検査の方法。赤ちゃんの臍帯の血管の本数、心臓の形の異常などもわかります。大きさだけでなく、赤ちゃんの状態を推測するのに用いられます。やや高度な検査になりますのでおこなわれない産院もあります。

 

(監修/池谷美樹先生)

 

 

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