妊娠中やっていいこと・ダメなこと【食事編】

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塩分 △

妊娠中の食生活では塩分に気をつけましょう。塩分の摂り過ぎは、高血圧やむくみを引き起こします。1日の塩分摂取目安は7g未満。妊娠高血圧症候群の予防のためにも、塩麹やレモンなどで味付けに工夫をしましょう。

 

 

葉酸 ◯

妊娠前3カ月〜妊娠初期に1日400㎍を目安に摂る事が推奨されています。この量を食事で摂ることはほぼ不可能(食品に含まれる葉酸は不安定なので調理や洗うことで失われてしまいます)なので、妊娠中はサプリメントで摂るといいでしょう。また、葉酸は他のビタミン群と一緒に摂ると効果が高まります。妊婦さん用の総合ビタミンサプリメントには必ず葉酸が含まれていますし、ビタミンAがカロチンという安全な補酵素の形で含有されていますので安心です。

 

 

レバー △

レバーに含まれるビタミンAは妊娠中に必要な栄養素ですが、過剰に摂りすぎると胎児の先天性異常を引き起こす可能性があります。レバー以外には、あんこうの肝、うなぎなどに動物性のビタミンAが多く含まれています。

 

 

生ハム・ナチュラルチーズ・スモークサーモン △

生ハムやナチュラルチーズ、スモークサーモンにはリステリア菌が付着していることも。妊娠中はリステリア菌に感染しやすく、もし感染すると早産や胎児死亡の原因になることもあるので注意が必要です。

 

 

生肉 △

生肉はなるべく避けましょう。O−157やトキソプラズマなどの感染の恐れがあります。トキソプラズマは胎児に影響を及ぼす可能性も。加熱することで、どちらも回避できるので、妊娠中はよく加熱して食べるようにしましょう。表面がしっかり焼いてあるステーキや、ローストビーフの中心が少し赤かったということで心配される方もいますが、その程度であれば問題はありません。

 

 

ブルーベリー・アサイー・カモミールティー・緑茶 △

これらに共通する物質がポリフェノールです。体にいいと言われているこれらの食材ですが、実は注意が必要です。おやつ程度に少し飲むくらいならあまり心配はありませんが、妊娠後半に常飲したり、たくさん摂ることで赤ちゃんの心臓の異常(動脈管早期閉鎖)が誘発されるということがわかってきました。飲み物にも注意しましょう。

 

監修者

医師 池谷 美樹 先生

産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長


岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。


経歴

■主な経歴

平成6年 岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務

平成14年 東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、

平成20年 博士号取得

平成21年 国立成育医療研究センター周産期診療部勤務

平成24年 日本赤十字社医療センター産婦人科勤務

平成28年4月 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長


2018/09/12


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