大震災後、働くのが不安です

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妊娠・出産のQ&A

大震災後、働くのが不安です

東京都在住の妊娠5ヶ月の妊婦です。毎日片道1時間半かけて通勤していますが、東日本大震災の影響で、出社が不安でたまりません。非常事態のなか出社したくはないのですが、しない訳にはいきません。1日限りのことなら休暇も取れるのですが、不安だからといってそうそう休むわけにもいきません。
余震、輪番停電、放射能汚染がいつまで続くのかも分からず、非常に不安です。節電の影響で、混雑した電車に乗るのも大変です。こうした非常時に、働く妊婦としてはどのような心構えを持つことが大切でしょうか?

 

今回の大震災の際には、首都圏の電車の運行がすべて停止し、多くの人が帰宅難民となりました。あなたはあの日、どんな状態でしたか? そのときの体験が、不安や恐怖に繋がっていませんか?
地震後は日本全体が混乱し、不安定になりました。妊娠5ヶ月の体で、毎日片道1時間半もかけて通勤することは、通常でも並大抵な苦労ではないと思います。現在は安定期でもあり、体の状態が落ち着いているかもしれませんが、無理はしない方がいいでしょう。妊娠中の労働者は休憩や通勤緩和、症状に対応する勤務の軽減などの措置を受けられる権利がありますから、体調が不安定になったら、すぐに医師、事業主に相談しましょう。また、可能であれば有給休暇などを利用し、また早めに産休に入っていけるといいですね。
最も大事なのは、胎児の成長と母体の安定を考えることです。「どんなことがあっても、子どもを守ることを優先する」と腹を決めておくことも必要です。夫と仕事についてよく話し合い、「けっして無理をしない」と決めておきましょう。お腹の赤ちゃんにも、「大丈夫よ、お母さんはあなたを守るから」と言って聞かせてくださいね。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

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