羊水がなく出産後は育たないと告げられました

妊娠24週の初妊婦です。先日、胎児に異常(両側水腎症)が見つかり、大学病院での検査を終えました。結果は、「羊水がない」とのことで、「赤ちゃんの肺機能が育たず、出産後には亡くなります」と告げられました。
現在の週数だと人工妊娠中絶が難しいため、妊娠を続けて出産をし、赤ちゃんが亡くなるのを待つしかないとのことです。現在は胎動もあります。
出産後に亡くなることが分かっていながら、妊娠し続けることに寂しさとつらさでいっぱいです。今できること、出産後にできることについて、ぜひ教えてください。
 

水腎症は、腎臓から尿管への移行部が狭くなり、引き起こされるものが多数です。両側性か片側性か、進行性か非進行性か、また羊水量の推移の有無に注意して、経過を観察します。
胎児尿の生産量が減少し、羊水が少なくなると、肺低形成や臍帯圧迫などが起こります。尿道の通過障害で、両側性の水腎症を伴っている場合、放置すると腎機能の廃絶や肺低形成が起こり、生後早期に胎児が死亡するため、胎児治療をすることもあります。また、羊水が正常に保たれていれば、胎内治療の適応にはならず、そのままで経過を見ます。
ただし、なかには致死的なケースで治療ができない場合もあります。ご質問の方は、それに当たる症例なのかもしれません。残念ですが、その場合、治療はやはり難しくなります。妊娠期、出産後は医師の指示にしたがって、無理なさらずにお過ごしにいただければと思います。

質問に対する答えは、あくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

天神尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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