おでこに三角頭蓋と思われる瘤があります

おでこに三角頭蓋と思われる瘤があります

1歳の息子は、頭の生え際からおでこにかけて、2cmくらいの骨のような瘤状のものがあります。ネットで調べたところ、「三角頭蓋」というものに似ており、この瘤を持つ子には、自閉症を始めとしたさまざまな障害が生じる例があると書かれていました。
現在のところ、息子の成長には特に不安要素はなく、同月齢の子と比べても、特に変わりはないように思います。しかし、この瘤については、とても心配しています。

専門家の回答

まず「三角頭」(三角頭蓋)について説明します。これは、「頭蓋縫合早期癒合症」によってできる頭の形です。赤ちゃんの頭蓋骨は、数枚の骨でできていますが、骨と骨は「縫合」といい、ゆるく合わさっています。乳児期に、脳は急速に拡大しますので、それに合わせて縫合部分が広がります。脳の成長が終わるころに、縫合部分はしっかりと「癒合」して、硬い骨となります。
ところが、胎児期からこの癒合が始まってしてしまうことがあり、これを「頭蓋縫合早期癒合症」といいます。どの縫合が早く癒合するかで、頭の形の特徴が変わってきます。おでこの縫合が癒合すると、額の中央が盛り上がる「三角頭」と言われる頭の形になります。別の部位の癒合では、頭の横幅が短く縦に長くなる「舟状頭」や、頭の前後が短くなる「短頭症」などもあります。
頭蓋骨が早期に癒合すると、頭の形が変形するばかりでなく、脳が圧迫されて頭蓋内圧亢進を起し、運動発達が遅れたり、知能への影響が現れたりする可能性があります。
ご質問のお子さんは、この三角頭とは違うように思いますが、ご質問の文章からは判断が難しいので、ぜひ小児科を受診してご相談ください。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。
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