苦痛ばかりで育児を楽しめません

苦痛ばかりで育児を楽しめません

現在、1歳5カ月の男児を育てています。妊娠してから現在まで、子どもを抱えての毎日がつらく、育児に喜びや幸せをまったく感じられません。妊娠してから、ストレスばかりの毎日でした。妊娠初期にはつわりで入院し、その後、切迫早産で約1カ月入院。産後は胎盤が残り、激痛の中で掻き出しました。1歳までは夜30分~2時間おきに泣き叫ばれ、1歳5カ月になっても今だに夜中に数回起き、昼寝しても何度も泣いては起きるを繰り越し、休む暇もありません。ストレスがたまったせいか、息子が生後9カ月のときに過呼吸で倒れ、手足が麻痺して救急車で運ばれました。その後、心療内科を受診して投薬治療をしましたが、だるさ、無気力、イライラ、不眠は治まらず、情緒不安定が続いています。4月から保育ママに預けていますが、朝は体がだるく、子どもを預けにいくのも苦痛です。 ママ友もいますが、「育児が楽しくて仕方がない」という方ばかりで、そういう話を聞くと「私はなぜ、育児を楽しめないんだろう」とイライラしてしまいます。ひとりになりたくて、離婚して親権も手放そうと何度も真剣に考えました。夫は育児にとても協力的で、「家事も手抜きでいいから」と言い、手伝ってもくれますが、夫のそんな寛容な態度もストレスに感じてしまいます。夫は2人目を希望していますが、私は絶対に嫌なので、息子の妊娠後は一度も夫婦の営みはありません。息子はイヤイヤ期を迎え、思い通りにならないと欲求が通るまで大泣きし、何度殴ろうと思ったかわかりません。 こんな母親に育てられるよりも、新しいママに育てられたほうが幸せなのではないかと思ってしまいます。こんな私でも、育児が楽しい、2人目が欲しいと思える日が来るのでしょうか?

専門家の回答

妊娠中から今まで、不安や苦痛の連続だったのですね。つわりやお産のつらさなどは、誰もが経験するものですが、あなたは他の人よりも、その苦痛が大きかったようですね。さらに1歳5カ月になっても、今だに夜中に起きたりゆっくり昼寝もできないのは、かなりつらいでしょう。しかし、周りのお母さんたちも、この時期はみんな悩んでいると思います。なぜなら、お子さんは「第1自立期」に入っており、何でも「自分でやる」と言い出す時期です。実際にはうまくできないので、それが嫌で、ひっくり返って泣きじゃくります。こんな子どもの状態には、大半のお母さんが悩みます。そんなときには、同年代の子を持つ母子のサロンなどでおしゃべりし、また先輩ママからアドバイスをもらうといいでしょう。話すことでストレスが発散でき、情報も交換できるため、自分の子だけが大変なのではない、とわかりほっとするものです。子どもと気持ちが繋がっていないと感じたときには、一緒に遊ぶことをおすすめします。思い切り体を使ったり、くすぐりっこをして大笑いするのもいいでしょう。また、子どもをつくりたくないからといって、一方的に夫婦生活を絶つのはやめましょう。妊娠を防ぐ方法は、いくつかあります。どれを採用するかは夫婦で話し合い、夫婦関係の修復を図るといいでしょう。夫婦のコミュニケーションが充実すれば、お互い、気持ちにゆとりができ、家庭を楽しめるのではないでしょうか。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。
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