母の手足をつねるクセをやめません
1歳8カ月の娘は、最近、私の腕や足をつねるようになりました。抱っこしているときが多いのですが、何度注意をしてもやめるどころかエスカレートしてきています。夫の腕などもつねるときがあります。「痛いことはやめなさい」と、手をぎゅっと握って離すのですが、すると自分の手をつねってみたりします。あまりにもひどくつねり、私の腕にあざが残るようなこともあるので、かなり大きな声できつく叱っているのですが、効果がないのかやめません。「こんなに痛いんだよ」と娘の手の甲をつねってみたりもしますが、そうすると自分も一緒になってつねって楽しむようなそぶりもみせます。なにが原因でこのようなことをし始めたのかもわからず、叱り方にも問題があるのではと、毎日娘につねられるたびに、思い悩んでいます。また、お友だちをつねるようになってしまうのではと心配しています。ちなみに、よく遊ぶお友だちのママには、「今つねるクセがあるから、痛い思いさせたらごめんね」と遊ぶ前に断るようにしています。どのようにしたら、やめさせられるのでしょうか?
抱っこしているときに、つねるのはどうしてなのでしょうね。何かをやっているときに抱っこされ、その手を離してもらいたいためでしょうか。それとも、眠くなって不機嫌だからでしょうか。よく観察すると、つねるときのパターンがわかるかもしれません。どの子も1歳半ごろから、自分でいろいろなことを決めてやりたがり、意思表示をするようになります。たとえば、“つねる、噛む、叩く、泣く”などの行動は、典型的な自己主張の表現です。いずれにしても、抱いたときに大人がゆったりとした気持ちで接すると、しだいにつねらなくなっていくと思います。つねったら、抱っこしてダンスしたり高い高いをして、遊びに替えてみるのも1つの方法でしょう。