ママの手をつねりながら寝るクセを直したい
1歳半の娘は、生後3カ月のころから私の手をつねって眠りに入るクセがついています。来年から保育園に入るため、どうにかこのクセをやめさせたいと思い、昨日からひとりで寝るトレーニングを始めてみました。ところが、ひどく泣き喚き、今日は泣きすぎて吐いてしまったほどです。あまりにかわいそうで、私まで泣けてきました。少なくとも、つねりながら寝ることだけはやめさせたいのですが、隣で本を読んだりしても泣き喚くばかりで、手を差し伸べるとやっと落ち着くという感じです。どうしたら、このクセを直せるでしょうか?
子どもが寝つくまでには、特徴的な行動が見られることがあります。それが「癖」です。ポピュラーなのは指しゃぶりで、ミルクを飲むように指を吸います。または、ガーゼをなでたり吸ったりする子も多いです。一方で、娘さんと同年齢でも、何の癖もなくコトンと寝てしまう子もいます。では、寝る前に癖が出る子と出ない子の違いは、どこにあるのでしょうか? 1つには、生活リズムがあります。朝7時ごろに起きて朝食をとり、午前中に外遊びをして12時ごろに昼食をとり、午後は1時間半ほど昼寝をして外遊びをし、お母さんの買い物に付き合って17~18時ごろには夕食をとり、お風呂に入れて20時ごろに寝かせる。1歳半くらいのお子さんには、こんな生活リズムが理想です。このように、早寝早起きで日中に活発に動く生活を続けていれば、夜になると子どもは心地よく疲れて、コトンと眠りにつけることが多いものです。娘さんの生活リズムは、どうなっていますか? もし、生活リズムがきちんとできているなら、癖の原因はお母さんとの関係にあるのかもしれません。早く自立させたい、ひとりで寝かせたいと、寝かしつけのときにお母さんがソワソワしているのではありませんか? 娘さんは、寝る前にはお母さんにピッタリ寄り添ってほしいのかもしれません。お母さんは毎日つねられると痛いかもしれませんが、寝る前には少しその癖をやらせてあげて、寝つくまでそばについていてあげるといいでしょう。保育園でつねる癖が出ることは、まずないでしょうし、保育園生活が始まれば夜にはかなり疲れますので、今までよりスムーズに寝るようになると思います。