就寝時には真っ暗にしたほうがよいのでしょうか?
生後2カ月の子を育てています。夜寝るときに豆電球をつけっぱなしにして寝ているのですが、真っ暗にしてあげたほうがいいのでしょうか? 真っ暗にして寝るとしたら、夜間に子どもの様子を見たり、おむつを替えたりするたびに豆電球をつけることになると思うのですが、真っ暗な環境からパッと明るくなるほうがかえって刺激になるのではないか、と心配です。
睡眠は、体内時計を調節する役割をもつメラトニンというホルモンの影響を受けています。メラトニンは光によって分泌が抑制され、暗くなると分泌が増えて、睡眠を促す働きをします。新生児のころはメラトニンの分泌量が低く、昼夜の差がないのですが、生後3カ月くらいから夜間のメラトニンの分泌量が増加していきます。子どもは大人より光の感受性が強く、夜の光の影響を強く受けると、メラトニンの分泌が妨げられます。また、蛍光灯に多く含まれる青い波長が、特にメラトニン分泌を抑制します。良い睡眠をとるためには、夜間は暖色系の明かりにして、入眠前から暗くし、豆電球も消していただいたほうがよいでしょう。夜中の授乳やおむつ交換の際は、手元ライトを使われてはいかがでしょう? 「授乳ライト」で検索すると、便利なライトがたくさん見つかりますよ。
※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
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