頭の形について

多くの赤ちゃんは右向きで寝ることが多いです。そのため右の後頭部が扁平になります。早産児では治療目的にうつぶせで管理することが多く、長頭になります。私たちの研究ではこの長頭は3歳ぐらいまでは改善しますが、それ以降はよくならない傾向を認めました。欧米でもあお向け寝を推奨し始めて、斜頭症となる例が多くなっているようです。「頭のかたち」の治療を非侵襲的におこなえるようになってきていますので、そのような専門家にみてもらうことも可能です。