糖負荷テストで精密検査になりました
本日、妊娠31週2日で健診に行ってきました。2週間前におこなった糖負荷テストの結果が、前回の93の数値から154まで上がっており、1週間後に精密検査になりました。思い当たるのは、少し甘い物を食べるようになったことと(以前はほとんど食べていませんでした)、夕飯をとる時間帯が遅い(20時半~21時半くらい)ことくらいです。妊娠糖尿病がとても心配です。おなかの赤ちゃんはやや大きめで、4月28日の出産予定日が、4月19日くらいになりました。夫の母が3人子どもを産み、3人とも4,000g以上で生まれています。そのことも関係あるのでしょうか?
妊娠中のスクリーニング検査では、食事に関係のない随時の血糖値で、100mg/dl以上を陽性として75g糖負荷テストをします。また、50g糖負荷テストで1時間後の血糖値が140mg/dl以上を陽性として、75g糖負荷テストに進みます。このテストで空腹時血糖100mg/dl以上、1時間後180mg/dl以上、2時間後150mg/dl以上のうち、2つに当てはまれば、妊娠糖尿病と診断されます。この方はどの糖負荷テストを受けられたのかが不明なので、具体的なコメントはできません。妊娠糖尿病の患者さんの血糖コントロール管理は、食前100mg/dl以下、食後2時間値120mg/dlを目標とします。糖尿病のリスクファクターには、糖尿病の家族歴、妊娠糖尿病の既往症、肥満、3,800g以上の分娩歴、35歳以上の高齢出産、などがあります。糖尿病母体から生まれた子は、体は大きくても臓器が未発達な巨大児だったり、死産などのトラブルが起こりやすくなります。そのため、きちんとした管理が必要になるのです。両親の体格が大きければ、遺伝的に赤ちゃんが大きくなることもありますが、赤ちゃんの大きさによって、出産予定日が変わることはありません。日常生活では、甘い物を控え、規則正しい生活をすることが大切です。妊娠糖尿病の確定診断がつけば、栄養指導も始まると思いますので、しっかり管理しましょう。