醜く太っていく体を見ると自信がなくなります
2人目の子を妊娠中で、妊娠2カ月になります。妊娠を機にタバコをやめ、約2週間で3kg太りました。1人目を妊娠したときには16kg太り、そのときの醜い体を思い出すと、「また太っていくのかな」ととても怖くなり、イライラします。垂れた胸や、大きい乳輪、締まりのないおなかやおしりを見ていると、涙が出てきます。どんどん醜くなっていく自分に、自信が持てないのです。そのせいか、普段なら快く送り出せていた夫の付き合いなどに対しても、「あんたはいいね。自由で」「男は、妊娠して太るわけでも、タバコをやめるわけでもないもんね」などと思ってしまいます。さすがに言葉に出してはいませんが、顔には出ていると思います。自分に自信がなくなると、いい奥さんを演じることもできなくなってしまうのです。こういうときには、どう考えたらいいのでしょうか?
今、体形が崩れているわけではなく、これからそうなっていくのだろうと先回りして心配しているようですね。しかし、変わっていく体形への心配や夫に対する苛立ちは、妊娠して急に体調が変わってきたことや、急にタバコをやめたことで過剰に感じているものではないでしょうか。今、赤ちゃんがおなかの中ですくすくと育っています。そのことに意識を集中し、赤ちゃんにとって一番よい体づくりを考えてください。体形戻しは、無事に赤ちゃんが生まれてから考えても十分間に合います。こうした不安定な思いも、つわりの時期だからこそ感じるもの。安定期に入れば気持ちも落ち着き、おなかの中で育っていく赤ちゃんへの愛情のほうが強くなっていくと思います。だから、憂うつになりすぎないように、体調がいいときに少し散歩をしてみたり、友だちなどと話して気晴らしをする機会を設けてみてください。きっと、気分が変わると思います。また、妊娠を機にタバコをやめたこと、とても立派だと思います。赤ちゃんとご自身にとって、ベストな健康づくりをよく考えられての行動ですね。そのことを大きな自信にして、これからの妊娠生活を過ごしていってください。