甲状腺機能低下症の胎児への影響は?

甲状腺機能低下症の胎児への影響は?

妊娠9週目です。妊娠前から甲状腺の機能が低下気味で、薬(チラージン)を服用したり、経過観察の繰り返しでした。現在、吐き気などはほとんどありませんが、貧血とだるさがとれません。甲状腺の影響かつわりの影響か、判断がつかない状態です。この病気の子どもの発育への影響も気になります。薬を処方してもらったほうがよいのでしょうか?

専門家の回答

甲状腺機能低下症は、甲状腺の機能が障害され、甲状腺のホルモンの分泌が低下している状態です。妊娠前に診断がついている人が大部分です。甲状腺ホルモン補充療法によって甲状腺機能が正常に保たれている場合には、何も問題はありません。しかし、母体の甲状腺ホルモンが不足していると、間接的に胎児が影響を受け、流早産、死産、胎児発育不全などを起こしやすくなります。そのため、適正量の甲状腺ホルモンの補充療法を受けることが大事です。妊娠中の甲状腺機能検査は、1~2カ月ごとにおこない、機能低下が見られるときには、甲状腺ホルモン薬を増量してコントロールします。まずは甲状腺機能のチェックをする必要がありますので、担当医に相談してみましょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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