マイホームを購入することになって
新しい家に設置するための洗濯機や掃除機、冷蔵庫など、必要最低限の家電はそろっていたのですが、部屋の広さに合わせたテレビやエアコンに買い直す必要がありました。
共働きだった私たち夫婦は「お互いにフルタイムで働きながら、家事にかける時間をいかに短縮させられるか」を考えて、SNSなどで徹底的に情報収集し、あったほうが便利な家電をリストアップすることに。
その結果、私は、洗濯物に費やす時間を減らすために衣類乾燥機と、食器の片付けに費やす時間を減らすために食器洗い乾燥機、掃除に費やす時間を減らすためにお掃除ロボットを買いたい家電として夫に提案することにしたのです。
贅沢品だと言って譲らない夫
そして話し合いの日、私は夫に衣類乾燥機とロボット掃除機、食器洗い乾燥機が欲しいことを話しました。すると夫は、私が欲しいと言った家具に対して「洗濯物を干すことも、食器を洗うことも、そんなに時間はかからないはず。それに人が手でやったほうがきれいに仕上がるだろ。どれも贅沢品だ!」と全否定してきたのです。
家事をするのはほとんど私で、夫はたまに手伝う程度。仕事の出勤前や帰宅後、子どもの面倒を見ながら家事をすることに私がどれだけ苦労しているか、夫はわかっていなかったのです。
妻による執念の説得
いずれも必要のない家電だと言う夫に腹が立った私は、その日から毎日夫に洗濯物を干させ、食器も洗ってもらうようにしました。それと同時に、私が提案した家電を買った場合のメリットを何度も話しました。そうして、家事の大変さをやっと理解した夫は、衣類乾燥機と食洗機の購入に賛成してくれました。しかし、ロボット掃除機だけは予算の都合もあり今回は断念することに。
希望の家電をすべて購入することはできませんでしたが、それでも生活に必要だと考えていた衣類乾燥機と食洗器は購入することに賛同してもらえたため、私も満足することができました。
その後、新居に引っ越し、実際に衣類乾燥機と食洗機を使った夫は、便利さに感動して「買ってよかった」と言っていました。さらに便利な家電を気に入った夫が積極的にそれらの家電を使ってくれるようになったため、家事を協力してくれるようになり、今ではとても助かっています。
著者/まさの
イラスト/かたくりこ
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