特定の曜日だけ帰りが遅い夫
夫は仕事が忙しい中、積極的に家事や育児に関わってくれていました。ただ、いつも特定の曜日は帰りが遅かったのです。夫からは「取引先と会っている」と事前に聞いていました。確かに、仕事柄重要な取引先とは親しくしているということもあったので、夫の言うことを信じていました。しかし、ある日夫のスーツからパチンコ屋のポケットティッシュと、そのすぐ近くのコンビニのレシートを発見。レシートの日付を見ると取引先と会っているという「特定の曜日」だったのです。これは怪しい!と思い、特定の曜日の夜に、電話をかけることにしました。
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長いコールのあと、明らかに焦っている夫の声。かすかに聞こえるパチンコ店の音を聞き逃さず、問い詰めるとあっさり白状しました。嘘をつかれたことがとても悲しかったので、そのことを伝えました。うそつきは泥棒のはじまり。でも正直に話せるような時間をお互いとることができなかったのもあるので、夫婦だけで話す時間を毎日少しでもとろうと思いました。
著者:川崎藍/40代女性・パート/7才と10才のやんちゃな子息子を育てながらスーパーの食品売り場で働くパートタイム主婦。休憩時間に売り場スイーツを食べることが楽しみ
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)